毎日一緒に生活していると、なんでそうなるの?と旦那にイライラしてしまうことありませんか?
- 子供の靴下持ってきてと言ってもまともに探せない
- 言わないとやってくれない
- 同時進行でいろいろなことができない
まだまだありますが、旦那のあるある行動に「うんうん」とうなずいているママは多いはず。

実は、男性脳と女性脳をちゃんと理解すれば、イライラすることが減ります。
よく男と女の考え方の違いについて、テレビや書籍で紹介されていますよね。
なんとなく違うのはわかっていても、きちんと違いを把握して、お互いにフォローできていますか?
この記事を読めば、旦那さんの脳がどういう思考回路になっているかわかるだけでなく、今までよりちょっと違う見方が出来て、気持ちに余裕を持って接することができるようになりますよ。
旦那にイライラすること① 目の前にあるものが見つけられない
パパは、探し物が下手です。
目の前にあるのに、なかなか気づけません。
物を取って欲しいとお願いしても、なかなか見つからず、結局自分で取りに行った方が早かった、なんてことありませんか?



先日、パパが次女の靴を持ってきたよ!と言って、どや顔で見せてきたのは、明らかに大きな長女の靴でした。
「きちんと見たんだけどなー、おかしいなぁ」と言って、首をかしげています。
実は、サイズも、色も、見た目は全然違うのに、男性にはどれも似たように見えてしまうのです。
男女で空間認識能力が違うことが原因
なぜ女性から見ると明らかに目の前にあるのに、気づけないのでしょうか。
それは、男性と女性では、左脳と右脳の連携能力に差があるため、男性は遠くを見ることが得意なのに対して、女性は近くを見るのが得意だからです。
大昔のことを考えると、男性は平原の向こうにいる動物を見つけて狩る仕事がメイン。
それに対して、女性は近くの森などで木の実を探したり、近くのものを見る仕事がメインだったことを考えれば、納得できますよね。
女性からしてみたら、「すぐ目の前にあるのに、なんで気づかないの?!」と、全く理解できませんが、男性からすれば、脳の構造上仕方のない事なのです。
子供の服やパジャマをパパに着せてもらうと、後ろ前が逆になっていたりするのも、こういう意味では、どうしようもないのかもしれませんね。



パパに頼むときは、ちょっとしたことに気をつけるだけで、すぐに見つけてくれますよ。
- 取ってもらう物は、具体的な場所や色形を伝える。
(例:2番目の棚の左にある、ヨーグルトの隣のタッパ、ピンクのニューバランスの靴など)
- 着替えを頼むときは、判断ポイントを教える。
(『二本線がある方が後ろ』『タグが付いてる方が前』など)
- なるべく得意な方をパパに頼む。
(お風呂に入れるのはパパで、拭いて着替えさせるのはママなど)
自分が苦手とすることを頼まれて、やっぱりうまくできなく、イライラされたり、怒られたりしたら、もう二度とやるか!ってなって当然ですよね。
お互いを尊重することができれば、ノンストレスです。
旦那にイライラすること② 頼まれたことしかしない
いつも不思議に思うのは、『頼まれたことは完璧にこなすのに、ついでに別の事もしておく』のが苦手です。
- ゴミ捨てはしてくれるけど、ごみ箱に新しいごみ袋をつけておいてくれない。
- 皿洗いは完璧!でも、シンクのたらいには、汚い水が残っている。



このように頼んだ仕事は、丁寧に完璧にやってくれるのに、頼んではいないけどなんでそこやってないの?ということありますよね。
男性は計画をたてて行動しようとする
実は、男性は未来志向的なので、計画・予定をたてて行動する傾向が強いです。
そのため、予めたてた計画から外れたことに関しては、自分のやることでは無いのです。
女性はウィンドウショッピングが好きですが、男性がウィンドウショッピングをしないのは、このためです。
計画性のないことは、ストレスに感じてしまいます。
「ゴミ出しお願いね」は、家じゅうのゴミをかき集めて、捨て忘れたゴミが無いか探し、ゴミ捨て場まで持っていったら、任務完了。
パパとしては、頼まれたことをやり遂げた達成感で、家事手伝いできたことに満足しています。
でも、ママは、ゴミ捨てに行った後、新たに出たゴミを捨てようとしたら、ゴミ箱に新しい袋が取り付けられてなくて、これはゴミ捨て担当の仕事じゃないの?!と、イラッとしてしまいますよね。
こういったちょっとしたイライラを減らすために、仕事を頼むときのポイントがあります。
- どこまでやってほしいのかを明確にする。
単純なことですが、その方がお互いわかりやすく、認識の相違が生まれないので、イライラすることもありません。
「なんで、これついでにやってくれなかったのかなぁ」と思った時は、「次からこれもお願いね」と、次回やってもらえるように伝えましょう。
旦那にイライラすること③ 話したことを忘れる



こんな風に怒ることありませんか?
「今週末は、何しようか?」とパパはルンルンで週末のおでかけ情報をチェックしながら話しかけてきます。
「週末は、幼稚園で使う○○を買いに行くって話してたでしょ!」と、イライラするママ。



なぜ実際に会話したことを忘れてしまうのでしょうか。
話した当時は、「じゃあショッピングセンターに行くかー」など会話までしているのに、どうして忘れてしまうのか、女性としては不思議ですよね。
男性は忘れっぽい?!
女性脳は、言語能力が高いので、経験した出来事を言葉でどんどん膨らませていきます。
だから、忘れにくい。
それに対して、男性脳は経験したことは、その時に完結してしまうので、忘れていってしまうのです。
そして、男性は1つの出来事に対しての思い入れが強いと、何回も話してしまう傾向があります。
なぜなら、自分が言ったことは、なんとなく忘れてしまうから。
「その話何回するのよー」ということありませんか?



実際問題、子供の大事な幼児など、どうしても忘れて欲しくないことがある場合、伝えるときのポイントがあります。
- 大事なことは、目で情報が得られる形で伝える
もし、忘れないでおいてほしい大事な予定などがあれば、メールで内容を送っておくと効果的です。
女性は、耳で入ってきた情報を記憶するのが得意ですが、男性は目で得た情報を覚えてくことの方が得意。
口頭で伝えたことを、改めて「この前言ってた○○お願いね。」とメールしておけば、記憶に残りやすいです。
旦那にイライラすること④ 1度に2つのことはできない
女性は、携帯で電話をしながらマニキュアを塗ったり、ご飯を食べながら本を読んだり、複数のことを同時進行でこなすことができます。
それにたいして男性は、2つ以上のことを同時進行させるのは苦手です。
自分がご飯を食べながら、子供のご飯を手伝ってあげることは、至難の技なのです。
男性は1つのことに集中するのが得意
脳科学の分野では、男性はシングルタスク、女性はマルチタスクと一般的に言われています。
なぜこのような違いができるのかというと、これまた大昔の時代の生活を考えるよくわかります。
男性は、狩りをする時は、狙った獲物だけに神経を研ぎ澄ませ、1点集中で獲物を獲る集中力が必要でした。
よくテレビで見かけるような、新聞を読んでるお父さんに声をかけても、生返事しか返ってこないのは、こんな理由があるからだったんですね。
それに対して、女性は、いろんな人と情報交換をしたり、家事をしたり、並行して子育てもしなければならないので、マルチタスクの性質が強くなったのもうなずけます。
それぞれの性質を理解すれば、パパの生返事も、イライラすることなく、「もう少し待って、また声かけてみよう」と気持ちに余裕が生まれますね。
- シングルタスクの特性を活かした対応を考える
我が家の食事を例にしてみます。
パパは次女の食事をサポート、ママは長女の食事をサポートする役割分担をしています。
パパは、自分が食べながら、次女にも食べさせるということが難しいので、食べるのが早いパパは先に自分の食事を終わらせてもらいます。
その間、ママが2人のサポート。
パパが食べ終わったら、次女のサポートに入ってもらう。
あまりサポートのいらない長女はママがサポートして、ママもゆっくりご飯を食べることができます。
できないことを無理にやってもらうより、シングルタスクとマルチタスク両方を活用して対応した方が、スムーズに物事を進められますよ。
旦那にイライラすること⑤ 病院に行きたがらない
ここからは脳科学からそれまずが、我が家のあるあるなので取りあげてみます。
結構重い症状が出ていても、なかなか病院に行かないうちの夫。
病院に行きたがらない男性は、あなたの周りにもいますか?
家族が心配して、病院へ行くよう説得しても、全く行く様子が無いと、だんだんイライラしてきますよね。
病院へ行かないのは怖いから
実際に、Google検索で「男性 病院へ行きたくない」で検索してみました!
「病院へ行きたくない人を行かせる方法」「病院嫌い 対策」など、関連する検索キーワードを見るだけでも、みんな同じことで苦労してるんだと、ビックリしてしまいます。
笑ってしまうのは、やっぱり心配で、出ている症状から病名が何なのか調べたりしてるところ。
そんなに不安なら早く病院に行けばいいのに!
と、突っ込みたいですよね。
以前、夫が後頭部をバットで殴られたような激しい頭痛で、倒れていたことがありました。
最終的に病院に行ったのは、発症してから約2週間後。
再三病院へ行くよう説得しても、暖簾に腕押し。
結局、本人も言ってましたが『病気だと言われるのが怖いだけ』なのです。
パパを病院へ行かせる説得方法
この時、どのように病院へ行くよう説得したか、ご紹介します。
① 本当に病気だったらどうするの?!
→病気だと言われるのが怖くて行かないでいるのに、追い打ちをかけてしまうので、逆効果。
② もし何かあったら残された家族はどうするの?
→最悪のケースを言われてしまうと、「やっぱり病気なんだ!どうしよう!」と、なおさら怖がって行きたがりません。
③ 私が病院の手配をしてあげるよ!
→「仕事のスケジュールと合わせないといけない」など、のらりくらりとかわされます。
会社に迷惑がどれだけかかるかイメージしてもらう
入院で長期的に休んでしまって、会社に多大な迷惑をかけるよりも、半日休んで検査してもらうだけで、解決できるなら、その方がよっぽどいい!
会社に迷惑をかけるのは避けたいと思っているので、この声がけは結構刺さってました。
家族へかける迷惑よりも、会社への迷惑を心配するんかい!と、ツッコミを入れたくなるのはグッと抑えて、人様に迷惑をかけないようにというポイントを押さえれば、心が動いてきます。
実際に病院へ行く自分をイメージしてもらう
行くべき病院・行く日の具体的なスケジュール・診察内容・検査内容・費用・混雑状況などをネットで調べて、具体的に提示する。
漠然とした不安の中に、『行ったことのない病院へ行くから』という理由も潜んでいます。
それなら自分で行けそうだなと思ってもらえるよう、具体的なスケジュールを伝えてみると、1人で行く不安が解消されます。
我が家の場合は、こういった声がけと病院のリサーチにより、ようやく病院へ行ってもらえました。
病院へ行って、検査の結果「異常なし」だった時の喜びようを見たら、なんで早く行かないんだろうと、やっぱり不思議に思います。
旦那のイライラすること⑥ 男性は風邪をひきやすい
「なんでママはあまり風邪をひかないのに、パパは子供の風邪がすぐうつってしまうんだろう?」と不思議に思うことありませんか?
パパは不摂生してるから、風邪をひきやすいんだ!と思ってしまいがちですよね。
実は、『女性より男性の方が、風邪やインフルエンザの症状が実際に重くなる』という事実を裏付ける研究結果が医学誌『BMJ』で発表されてます。
男女のホルモンの違いが原因という見解を示している研究チームもあります。
そういった最新の研究結果より、『男性の方が風邪をひきやすい』という事が研究結果として出ているのです。
ただ、ママが風邪をひかない原因は、これだけではないと私は思います。
水仕事や赤ちゃんのお世話で、手を洗うことが多いから。
手洗いの頻度が多いと、やはり菌が付着している手で顔を触ったり、物を食べたりすることで感染する可能性が、男性より低くなります。
こうなると、男性は手洗い・うがいを徹底して、重症化しないように早めに病院へ行くのがおすすめということですね。
旦那にイライラすること【おまけ】 「いってきます」を最低5回は言う
平日の朝の恒例となっている「いってきます」タイム。
あなたの旦那様は「いってきます」を何回言いますか?
「じゃあそろそろ行くわ」と言って携帯を取り、子供に「パパ、行ってくるね」と言いながら、子供とじゃれあいます。
「じゃ、もう行くね」と言って、やっと出るのかと思いきや、「今日、夜遅いかも」とかまた話始め、玄関まで行ったと思ったら、「じゃあ、行ってくるね!」と言って、子供たちに「いってらっしゃい」してほしいアピール。
バタバタと子供たちが、「いってらっしゃーい」とハイタッチしながら見送りして、いよいよ最後の「いってきます」。
これだけで5回は言ってますねw
どんだけ「いってきます」言いたいの!
これ、無意識でやってるところがまた面白いですよね。
これは、あるあるではなく性格の問題でしょうか。。
まとめ|旦那にイライラしたら脳みその違いを思い出そう
ママとしては、理解できないパパの行動ですが、男性脳や身体の特性を知れば、仕方ないと思えることもありませんでしたか?



この記事では、旦那にイライラすること6つと対処法をまとめました。
- 具体的な場所、色形を伝える
- 判断ポイントを伝える
- 得意な方をやってもらう
- 大事なことは、目で見て確認できる形で伝える
- シングルタスクを活かした対応を考える
- 会社へ迷惑がかかることを強調する
- 病院へ行く自分を具体的にイメージさせる
- 手洗いうがいを徹底する
- 早めに病院へ行ってもらう
これだけ男性脳と女性脳の違いがあるということは、すれ違いが生まれてしまうのは仕方のない事です。
お互いにイライラせずに、笑顔で過ごせるようにするには、男性の特性を理解し、尊重した上で、その特性をうまく活かす方法を2人で考えること。
パパとママがお互いを尊重して、ハッピーに過ごしている姿を、子供には見せたいものですね。
◆子育てママにこそ食洗機をおすすめしたいのでレビューを書いてます。


◆そろそろ子供に教育を考えているなら、幼児向け通信教育を8社ご紹介しています。
・人気の幼児向け通信教育!厳選8社を徹底比較【2020年版】


◆子育てママは自分の時間が欲しい!そんなあなたに時間術を教えます。
・1日4時間自分の時間ができた!子育てママにとっておきの時間術


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