子供ができると、漠然と「これからの将来は英語ができた方がいいだろう」と考えますよね?
ただ、インターネットや本でも英語に関しての情報がありすぎて、どのように英語を学ばせればいいのかさっぱり分からなくなってしまいます。
わたし自身も子供を1歳半から英会話教室に通わせたり、なんとなくゆる〜い感じでやっていましたが、今では毎日英語に触れる英語育児を意識してやっています。
実は、ぼんやりしていたわたしを本気で子供に英語教育をしようと決意させたのは、たった3冊の本なのです。
実際に英語で子育てを成功させたママ自身が書いた本なので、お子様にこれから英語を身につけさせたいと思っているママにピッタリの本ばかり。
読めばきっと、英会話教室に通わせるより、ママが自分で教えるのが1番いい!と思えるようになりますよ。
- 妊娠中もしくは子供が幼児で、これから英語を始めようと検討中の方
- 英会話教室に通っているけど、身についているのか疑問を持っている方
- おうち英語に興味がある方
- おすすめの英語育児に関する本をお探しの方
◆セイハ英語学院に1歳半から通った効果を『セイハ英語学院『ハロークラブコース』|1歳半から通った3つの効果』でご紹介しています。
1. 英語の子育てを成功させた最強ママたち
多少英語ができても、全くできなくても、我が子に英語を習わせたいと思うママは増えています。
ただ、漠然と「英語ができるようになれば、将来苦労しないだろう」という考えから、週1回英会話教室に通わせてみようかなと思うのが、一般的です。
通っているうちに疑問に思うのが、「これだけで英語って話せるようになるの?」です。
そんな中、両親ともに日本人でも、ママ独自の方法で我が子に英語を自分で教えて、見事バイリンガルになっている成功例があるのです。
どのようなきっかけで、どのように英語を教えたのか気になりますよね。
お金・学歴・海外経験3ナイ主婦が息子を小6で英検1級に合格させた話
英語に自信の無いママにおすすめなのが、『お金・学歴・海外経験3ナイ主婦が息子を小6で英検1級に合格させた話』です。
全く英語が話せないママが、あまりお金もかけられないので自ら英語を教えて、小学6年生で英検1級に合格できるほどのバイリンガルに育てた方法を紹介しています。
ちなみに、小学5年生でTOEIC920です。(満点は990点)
とにかくこの本は、具体的にやり方が紹介されているので、実践しやすいです。
- 何にどれだけの費用がかかったかが具体的
- どのような方法でやったか具体的
- 使った教材が具体的
特に、これから子供に英語を自分で教えようとしているママの後押しになるポイントが2点あります。
- 両親ともに英語が全く話せないところからのスタート
- あまりお金をかけずに成功している
有名な子供向け英語プログラムは、何十万円もするのでなかなか手が出せないというママは多いですよね。
そういった実績を出している高額な教材を使わなくても、ほぼママがほどこした英語だけでバイリンガルになれている点は、とても心強く感じます。
- 英語が話せないママが実際にバイリンガル育児を成功させた
- 高額な英語教材を使わず、お金をなるべくかけていない
- 1日のスケジュールや具体的な教材が紹介されている
英語で一流を育てる
完全自宅学習のみで、娘さんがハーバード大学に合格した廣津留真理さんの英語の子育てメソッドの本です。
読めば読むほど目からウロコのメソッドばかりなので、一気に読んでしまいます。
- 娘は塾に一切行かず、自宅学習のみでハーバード大に合格
- 1日たった5分の単語暗記法により小二で英検準二級合格
- 小学生でも高校中級レベルの英語が読める
廣津留さんは、10歳まで親子の家庭学習をしていただけで、それ以降は娘さんが独学でハーバードを受験したとおっしゃっています。
その10歳までの育児法のおかげで、驚異的な独学力を養ったわけです。
そして、ひろつるメソッドで英語を学ぶスクールに通っている子供たちは、みんな驚くべき早さで英語を身につけています。
どんなすごい勉強法なのかと思いますよね。
それが、まだ英語を始めたばかりなのに大学入試レベルの英文を読んだり、手作りの教材で毎日ほんの少しづつ続けていただけというから驚きます。
わたしが感じた廣津留さんのすごいところは、驚異の育児法だけではありません。
子供をどのレベルまで押し上げる必要があるのか、その視点が誰よりも高いのです。
グローバル社会で通用するのは、子ども同士の遊びで使う会話レベルではない、ロジカルでアカデミックな英文です。これは何もハーバードに入るための話ではありません。ヒトとモノとお金が国という枠組みを超えて自由に行き交い、数々の職業がAIに取って替わられていく社会で、これからの子どもたちが価値のある創造をし、生き抜いていくために必須の条件です。そのためには、最低でも8000~1万語、できれば1万5000語ほどの英単語を覚えている必要があると言われます。
今の子供たちがどのような未来を生きて、そこで必要な能力を具体的に認識されています。
意識の高さが、お子さんへの育児方にも表れているんだなと痛感させられますね。
ひろつる式メソッドがどんなものか、気になる方はぜひ読んでみてください。
目指すポイントは高くても、やっていた親子学習は愛情たっぷりの手作り教材なので、ママのやる気が起きてきますよ。
- 英語のひろつる式勉強法を具体的に知ることができる
- 英語育児で大切なことを教えてくれる
- グローバル社会に向けた親の心の準備ができる
子供を“バイリンガル”にしたければ、こう育てなさい!
なんだかちょっと尻込みしそうなタイトルですが、それもそのはず。
著者の栄陽子さんは、50年以上留学カウンセラーをされていて、実際にアメリカの高校や大学を卒業した方は1万人以上にものぼる、留学の権威です。
多くのバイリンガルを輩出してきた経験から、早期英語教育で気をつけるべきことが分かりやすく書いてあります。
先にご紹介した2冊は、英語の落とし込み方法に特化した内容ですが、この本はどちらかというと、英語育児をする親の持つべきマインドを明確にしています。
- 日本語という母語をおろそかにしない
- 英語コンプレックスを抱かない
- 毎日継続させる根気強さ
この本を読んで改めて気づかされたのは、日本語の難しさ。
「雨が降る」というだけでも、たくさんの表現の仕方が日本語にはあります。
- 雨がしとしと降る。
- 雨がザーザー降る。
- 小雨、霧雨、大雨。
オノマトペや四季がある日本ならではの表現や、数のかぞえ方が何種類もあったり、敬語があったり、日本語は世界的に見て習得が難しいと言われています。
せっかくそんな日本語が母語なのですから、しっかり身につけさせたいものです。
そして、日本語での表現力・読解力があるからこそ、英語の理解度が上がるという考え方もあります。
早期英語教育に力を入れようと思っているなら、『母語の大切さを忘れないようにする』ために、あえて読んで欲しい1冊です。
さらに、この本には具体的に2020年から変わる小学校の外国語に関する学習指導要領について触れています。
小学五年生
- 世界の同世代の子供たちの学校生活に関する話を聞き、相違点や共通点を聞き取るとともに、強化について尋ねたり答えたりして伝え合う
- まとまった話を聞いて具体的な情報を聞き取るとともに、国や地域について説明する
小学六年生
- ある人についてのまとまりのある話を聞き、概要を理解して紹介文を書く
- 学校生活の思い出について伝え合い、書かれたものを読む
- 中学校の部活動や学校行事についての表現を理解し、発表したり書かれたものを読んだり書いたりする
(以上、抜粋)
出典:『子供を“バイリンガル”にしたければ、こう育てなさい!』P. 81,82
小学校でもう4技能である「聞く」「読む」「書く」「話す」を習得させています。
大学入試では、センター試験はなくなり、英語も4技能を重視したテスト内容になります。
そんな中、学校で習うまで英語に全く触れてなくて、追いついていけず、嫌いになってしまったり、苦手意識を持ってしまったらどうでしょうか。
子供の将来が狭められてしまう気がして、心配になりますよね。
それなら、いっその事小さい頃から英語に慣れておいて、ある程度話せるようになっていれば、試験科目の勉強の負担がかなり減らせます。
将来的にも、読まなければならない論文が英語だったり、海外事業を展開している会社に就職したり、英語が話せて損することはありません。
そう考えると、すんなり受け入れてくれる幼児期から英語に慣れさせておけば、小学校の外国語の授業も楽しく受けられます。
- 親の英語マインドを正してくれる
- 早期英語教育の注意点を明確にしている
- 新しい学習指導要領について説明されている
- 留学の失敗例が紹介されている
2. 英語で子育てをすれば将来英語でつまずかない
ここまで3名の最強英語育児で成功されたママの本をご紹介しましたが、やり方は違えども、大事にしていることはどなたも同じだということに気付きます。
はっきりと書かれているわけではありませんが、読み取れた大切なポイントが3つあります。
- 英語は幼児期から慣れさせるのがいい
- 母語である日本語は何よりも大事
- 母親の愛情と寄り添いが不可欠
英語育児をやるなら、第一優先は日本語であること。
これは、幼児期に英語育児をやるなら、絶対に忘れてはいけないことだと自分に言い聞かせています。
自分で英語育児を始めると、うまくいかないこともたくさん出てきます。
小さい子供なので、日によって、気分によって、やる気にもムラがあり、続けていくことがとても大変です。
このやり方でいいのか、ママ自身のやり方にも自信を失い、気持ちにブレができてしまうかもしれません。
そんな時には、3冊の本のどれでもいいので手にとって、先人たちの努力をもう一度読み取って、モチベーションをあげるのもいいですね。
まとめ|英語で子育てすることは子供へのプレゼント
英語育児を本気でやっていると、周りから「なんだかかわいそう」「やりすぎじゃないか」と言われて、ママのモチベーションが下がってしまうこともあります。
それでも、子供自身が物心ついた時には、英語は身の回りに普通にあるもので、話せることも別にすごいことじゃないと思えるのは、自信になります。
その自信が、生活面や勉強面で良い影響をもたらすと信じて続けることが大切です。
今や英語は必須スキルと言っても過言ではありません。
それを学校や他の大人からではなく、ママに与えてもらったという事実は、子供への最高のプレゼントになるのではないでしょうか。
わたし自身も、現在試行錯誤しながら英語育児をやっています。
これから英語で子育てを始める方、今悪戦苦闘中の方は、一緒に楽しみながら進めていきましょう!
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