この記事では、幼児ポピーとZ会幼児コースを徹底比較しています。
幼児ポピーとZ会幼児コースの気になる5つの項目(料金・難易度・ボリューム・付録・オプション)で比較してみました。
結論から言うと、コスパ重視で楽しく取り組みたい方には「幼児ポピー」を、ちょっと難しくて根気よく取り組める教材が良いなら「Z会幼児コース」がおすすめです。
どちらを始めるか迷っている方は、幼児ポピーとZ会幼児コースのどちらが合っていそうか、この記事でチェックしてみてくださいね。
結論|コスパ重視なら「幼児ポピー」!手応え重視なら「Z会幼児コース」を選ぼう
項目 | 幼児ポピー | Z会幼児コース |
---|---|---|
価格 (税込・12ヶ月一括払いの場合) | 1,425円/月 | 年少 2,975円/月 年中 3,383円/月 年長 3,383円/月 |
ボリューム | ワーク 34ページ ドリル 42ページ | ワーク 46ページ 体験教材 約20ページ ワークシート1枚 |
難易度 | 易しめ・普通 | 少し難しい |
付録・特別教材 | にこにこえいご(毎月) 特別教材毎月(毎月) | 体験型教材(年4回) |
オプション | ポピーkidsEnglish | 特になし |
「幼児ポピー」と「Z会幼児コース」を5つの項目で比較しました。
ワークのボリュームはどちらもほぼ変わらないので、価格・取り組みやすさを重視するという方には「幼児ポピー」がおすすめです。
多少価格は高くても基礎学力以上の思考力を養いたいという方には「Z会幼児コース」がピッタリです。
それぞれ特徴や魅力が違うので、5つの比較ポイントで良いな・合っているなと感じた項目が多かった教材を選ぶと間違いないと思います。
この後に5つの項目について詳しく解説していきますが、比較表をチェックすればどちらがご家庭に合っているか判断できる方も多いのではないでしょうか。
「幼児ポピー」と「Z会幼児コース」を5つのポイントで徹底比較
幼児ポピーとZ会幼児コースを5つのポイントで比較してみました。
- 価格
- ボリューム
- 難易度
- 付録
- オプション
幼児ポピーとZ会幼児コースの分かりやすい大きな違いは料金と難易度です。
それ以外にも違いがあるので、気になるポイントをチェックしてから、どちらがお子さんに合っているか判断してみてください。
比較①価格|価格で選ぶなら圧倒的に「Z会幼児コース」より「幼児ポピー」
年齢 | 幼児ポピー | Z会幼児コース |
---|---|---|
2,3歳 | 1,425円/月 | ー |
年少3,4歳 | 1,425円/月 | 2,975円/月 |
年中4,5歳 | 1,425円/月 | 3,383円/月 |
年長5,6歳 | 1,425円/月 | 3,383円/月 |
月額料金だけ比較してみると、Z会幼児コースより幼児ポピーの方が圧倒的に安いです。
Z会幼児コースの半額ほどの値段で毎月通信教育を受けられると考えれば、幼児ポピーはコスパ最強教材と言えます。
1,425円という破格の値段でも、教材の中身は脳科学専門の篠原菊紀先生が監修していて、子供の発達に合わせてシールなどを使った取り組みやすい教材になっています。
小学校入学準備に通信教材をお考えなら、充分基礎学力が身につくのでコスパ重視なら幼児ポピーがおすすめです。
比較②ボリューム|「幼児ポピー」と「Z会幼児」は変わらない
年齢 | 幼児ポピー | Z会幼児コース |
---|---|---|
年少3,4歳 | 「きいどり」66ページ | 「かんがえるちからワーク」月30回分(各回1,2ページ) 「ぺあぜっと」月4回(各回2〜6ページ) 「ワークシート」月1回 |
年中4,5歳 | 「わあくん」34ページ 「ドリるん」42ページ | 「かんがえるちからワーク」月46回分(各回1,2ページ) 「ぺあぜっと」月4回(各回2〜6ページ) 「ワークシート」月1回 |
年長5,6歳 | 「わあくん」34ページ 「ドリるん」42ページ | 「かんがえるちからワーク」月48回分(各回1,2ページ) 「ぺあぜっと」月4回(各回2〜6ページ) 「ワークシート」月1回 |
教材のボリュームを比較してみると、幼児ポピーとZ会幼児コースでは大きな差は無いと感じます。
幼児ポピーは年中から「わあくん」「ドリるん」と2冊の教材になりますが、毎日それぞれを1,2ページずつ進めていけばちょうど良い量です。
Z会幼児コースは、「かんがえるちからワーク」を平日、「ぺあぜっと」を週末に取り組むようにできているので、こちらもワークとしては1日1,2ページほどの量となっています。
ただ、量は同じでも親の出番が多いのは圧倒的にZ会幼児コースです。
特に「ぺあぜっと」は親子で体験するプログラムなので、お子さん1人では取り組めない内容ばかりです。
親の負担を少しでも少なくしたいという方であれば、幼児ポピーがおすすめです。
比較③難易度|基礎学力で充分なら「幼児ポピー」思考力重視なら「Z会幼児コース」
通信教材を選ぶときに大事なのは、お子さんの学習状況に教材のレベルが合っているかどうかです。
コスパと難易度を表したグラフをみると、幼児ポピーは問題がやさしいに分類され、Z会幼児コースはやや難易度が高いところにいます。
1番分かりやすいのが、入学準備として年長3月でどのレベルまで到達できるのか教材の内容を比較してみます。
まずは、カリキュラムにある幼児ポピーの入学直前年長1-3月号のワークの内容です。
小学校1年生で入学してからの滑り出しに不安なく、授業についていけそうなレベルまで、年長時に取り組むことができます。
ひらがなを自由に使うことができ、たし算・引き算もひと通りできるようになっていれば、充分だという方にはコスパ最強の教材です。
Z会幼児コースでは、年長3月には「文の構成」「たし算の基礎」「文章の読解」など小学校1年生中盤以降で触れるような内容まで到達します。
年長時の到達レベルは、幼児ポピーと比べるとかなり高い教材だということが分かります。
年長の途中から始めると難しく感じてしまうかもしれませんが、年少時からコツコツ積み重ねていけばこれだけのレベルまで上げられるというのはZ会幼児コースの魅力です。
比較④付録|付録でおすすめは「幼児ポピー」
幼児ポピー | Z会幼児コース |
---|---|
にこにこえいご 特別教材 プログラミングゲーム | おとでたのしむえいごパーク 特典 |
『幼児ポピー』と『Z会幼児コース』の付録や特別教材を比較してみます。
幼児ポピーは、毎月英語の教材とプログラミングゲームに取り組むことができます。
その他に毎月デジタルか紙の特別教材が届きます。
紙の特別教材だとトントン相撲やすごろくなど、親しみやすく、楽しく遊べるものが多いです。
それに対して、Z会幼児コースの特別教材は学習を補強するものが多く届きます。
年中教材を参考に見てみると、ひらがなを特訓するワークの他に、新しく2025年から「とっておきプラス」という親子で一緒に取り組む体験型の特別教材が年4回届きます。
お子さんが何回も楽しめる付録や特別教材が届いた方が好ましいという方は『幼児ポピー』がおすすめです。
比較⑤オプション|オプションがあるのは「幼児ポピー」
基本の学習コースの他にオプションコースがあるのは、『幼児ポピー』だけです。
幼児ポピーのオプションコースは「ポピーKids English」という英語コースがあります。
幼児ポピーの教材同様に「ポピーKids English」も取り組みやすいと評判です。
逆に、Z会幼児コースには、オプションコースはありません。
そのぶん基本コースの中身は体験型教材や思考力特化型ワークなど、学習面のあと伸びが期待できる教材となっています。
英語も基礎学習と共に取り組んでほしいと考えている方には、『幼児ポピー』は併用しやすい教材だと感じます。
幼児ポピーがおすすめな人
- とにかくコスパ重視
- 楽しさ、取り組みやすい教材が良い
- 親の手伝いがあまり必要ない方がいい
- 遊べる付録や特別教材があった方がいい
- 入学準備ができれば充分
幼児ポピーがおすすめな人は、とにかく月額料金が安くて、きちんと小学校入学準備がきちんとできる教材を希望している方です。
忙しくてお子さんの教材取り組みにあまり時間をかけてあげられないという方にとっても、一緒に取り組まなければならない問題やワークはあまりないので親の負担は少ない教材です。
コスパ重視で楽しく最低限の入学準備ができる通信教材が良いという方は、幼児ポピーがおすすめです。
Z会幼児コースがおすすめな人
- 多少難易度の高い骨のあるワークがあった方が良い
- ある程度レベルの高い教材が良い
- とにかくシンプルで付録のない教材が良い
- 一緒に体験や実験ができる教材が好ましい
Z会幼児コースがおすすめな人は、コスパよりも中身の難易度重視の方です。
根気よく考えて、試行錯誤する問題や体験型ワークも多いため、非認知能力に興味のある方にもぴったりの内容となっています。
また、ごちゃつきがちな付録や特別教材があまりなく、ワーク自体も装飾が少なくシンプルなものの方が良いという方には、Z会幼児コースがおすすめです。
「幼児ポピー」と「Z会幼児コース」の違いについてまとめ
幼児ポピーとZ会幼児コースでは、特に料金と難易度に大きな違いがありました。
比較してみると違いが見えてきたのでまとめてみます。
- 幼児ポピーはZ会幼児コースの半分ほどの受講費
- 取り組みやすさは圧倒的に幼児ポピー
- 付録、特別教材、オプションは幼児ポピーの方が豊富
- 小学校入学前の学習到達レベルはZ会幼児コースの方が高い
- 体験重視、親子で一緒に取り組むワークが多いのはZ会幼児コース
どんなお子さんにも始めやすく、取り組みやすい教材は幼児ポピーです。
料金面でも一緒に取り組む時間を割く面でも、幼児ポピーの方が親の負担が少ない教材と言えます。
逆に、より高い到達レベルを意識したい、一緒に親子で取り組んで体験を大切にしたいという方にはZ会幼児コースを選んでいただいた方が良いと感じます。
コスパと取り組みやすさなら幼児ポピー、思考力・高い到達レベルを求めるならZ会幼児コースを選んでみてください。
実際の教材がどんなものか気になる方は年少教材「きいどり」を体験した記事をチェックしてみてください。
Z会幼児コースを受講した感想が気になる方は、我が家の長女と次女が体験した様子をまとめています。