1歳で乳・卵アレルギーが判明して、2歳の血液検査では魚卵アレルギーも発覚。
卵がダメということは、親である魚もアレルギーがある可能性大。
ということで、魚卵だけではなく、白身魚もなかなか食べるのが難しい長女のアレルギー経過記録。
- 初めての10倍がゆで顔が真っ赤に腫れてしまう
- 生後10ヶ月で乳製品によるアナフィラキシー
- 乳・卵→クラス3、鱈→クラス3、イクラ→クラス5(2018年12月時点)
食べられる魚がどれなのか、色々な魚を試すのが大変でした!
絶対食べられない絶品のイクラ
2歳の頃に、鱈(タラ)で赤みが出たり、かゆくなってしまったりで血液検査をしてもらいました。
鱈アレルギーを調べてもらう際に、「魚がダメなら卵もダメかもしれない」ということで念の為イクラも調べてもらったのが、そもそもの始まりでした。
検査の結果、鱈がクラス3、それに対しイクラは数値もかなり高くてクラス5。
調べて良かったー。
2歳当時から魚卵については数値があまりに高いため、しばらく除去となりました。
その代わり、魚の方は少しずつ様子を見ながらあげることに。
魚のアレルギーは「ふりかけ」に助けられた
サケ・サバは、アレルギー表示の『特定原材料20品目に準ずるもの』に入っているので気をつけて食べさせようと注意しますが、それ以外の魚が未知数すぎて、正直あげるのが怖かったです。
- クラス5→イクラ
- クラス3→タラ
- クラス2→アジ、イワシ、カレイ
- クラス1→サバ
- クラス0→エビ、カニ、イカ、タコ
この結果を見ても、クラス2やクラス1がどれだけの量が食べられるのかさっぱりわからない。
我が家の場合は、結局「タラ・サケ・赤魚・カレイ・ホキ」にアレルギーの症状が出ました。
完全除去も良くないという中、活躍したのが「ふりかけ」です。
「ふりかけ」なら、生ではないし、ごく少量でも楽しめます。
魚に関しては、「さけふりかけ」「おかかふりかけ」だけ。
そんな感じで4歳くらいまではそこまで積極的に進めていませんでした。
乳製品や卵で赤くならなくなってきたなぁと感じた頃に、「ふりかけ」をソフトタイプにしてみたり、さけ茶漬けにしてみたり、さけフレークにチャレンジしてみたりで段階的に食べてみていました。
そんな中、火を通した赤身の魚や青魚なども試してみると、意外と大丈夫だったので、マグロやサバなどは喜んで食べるようになりました。
魚食べるのは好きだったので、食べられる魚があって嬉しかったです。
給食で使う魚に落とし穴
給食に馴染みのない魚がしょっちゅう出るのにビックリしました。
スーパーでなかなか売ってないから、事前に家で試すこともできない。
とほほです。
「ひと口ちょっとだけ食べてみてかゆかったら食べるのやめなね」と伝えたところ、やはりかゆくてひと口でストップとなりました。
これが7歳の時で、カレイやサバが割と食べられるようになっていたので試しましたが、その段階じゃなかったら事前に給食では除去にしてもらってたと思います。
ほんと親の日頃の観察と本人の判断次第ということが多少発生するので、毎月事前にもらう原材料が書かれた資料はよく目を通しています。
2歳で判明した魚・魚卵アレルギーは8歳でかなり軽減
2歳の時点では高かった数値も、7歳児の検査ではかなり下がってきていました。
年齢 | クラス | 数値 |
---|---|---|
2歳 | 3 | 4.62 |
5歳 | 1 | 0.46 |
7歳 | 0 | 0.25 |
年齢 | クラス | 数値 |
---|---|---|
2歳 | 5 | 65.7 |
5歳 | 3 | 14.7 |
7歳 | 3 | 10.9 |
タラと同様にサケもクラス0になりました。
それでも、タラやサケはムニエルやホイル焼きにしてもまだかゆみが出ます。
クラス0でも油断ならない。
鱈の白身魚フライは1個まるまる食べられる。
鮭おにぎりは1個まるまる食べられる。
そんな感じです。
気長に試しながら付き合っていくのみです。
数値がずっと高かった魚卵は、ししゃもだと平気でした。川魚は大丈夫そうです。
やはり、おにぎりに使う「子持ち昆布」はまだダメだったので、「たらこふりかけ」で今度試そうか思案中です。
妹からの直球な厳しい質問
食物アレルギーの無い次女が、なんでも食べるような年齢になってくると、素朴な疑問が彼女から出てきます。
「なんで○○ちゃんはお魚食べないの?」
「なんでこんな美味しいイクラ食べないの?食べればいいのに」
小さな頃から、次女にも長女のアレルギーのことは話していましたが、「こんなに美味しいものを食べられないなんてかわいそう」という言葉も出てくるようになりました。
お友達からの言葉は流せても、妹からの言葉は結構刺さるようで、「アレルギーだから仕方ないでしょ!」と言い返してました。
それでも、後から「いつか食べてみたいなぁ」とぼやいたり、自分のアレルギーを切なく感じている様子もありました。
イクラが入っているような料理を出さなければいいのですが、回転寿司とか行くとどうしても好きなのを食べるので、なかなか目に入ることを防ぐのは難しいなと感じます。
そのため、「食べられないもの」に目を向けるのではなくて、「食べられるもの」に目を向けるような声かけをするように気をつけるようにしています。
「イクラ食べられないの悲しい」→「あんなに美味しいカニ食べられるじゃん!」
そんな感じで食べることは楽しいこと!
楽しい食卓が1番!
ということをこれからも伝えていきたいです。
魚のアレルギーは1歳の時にわかりました。その時の記事はコチラ↓↓↓
生後10ヶ月にヨーグルトでアナフィラキシーとなりました。自分の振り返りのために反省点や食物アレルギーで気をつけていることをまとめています。