2歳頃になると、はさみに興味を持ち始めて、ママもそろそろやらせてみようかと思っていませんか?
手を切ってしまいそうだし、どんな風に練習するといいか、初めは不安ですよね。
- はさみはいつから使える?
- はさみの教え方は?
- どんなはさみがいいの?
- どんな練習をすればいいの?
こちらの記事ではこんな疑問にお答えします。
はさみが使えるようになると、できることが増えて、遊びの幅も広がります。
ママとしても、手先を使う遊びをたくさんして欲しいところ。
そこで、我が家で実際に買った幼児用はさみや、実践に使ったプリントやドリルをご紹介します。
きっと楽しくて毎日やりたくなりますよ。
はさみの練習はいつから?
まだまだやっていいことと悪いことの区別があまりついていない2歳前後の時期。
それでも、子供は興味津々でママが持っているはさみを使いたがります。
刃の部分をつかんだり、見ていてハラハラするからいつから持たせていいものやら…
いったいいつから「はさみ」が使えるようになるのか気になるところです。
2歳前後が一般的
だいたい道具を使って遊べるようになる2歳前後が、はさみを使えるようになる目安です。
2歳になると、幼稚園のプレスクールが始まったり、子育て支援センターでの工作などで「はさみ」を使うことが増えてきます。
そのため、まだ切ることができなくても、正しいはさみの持ち方から教えておいてあげたいですね。
はさみのルールを教えよう
2歳になると、結構話している内容を理解できるようになっています。
「はさみ」の練習を始めようとした途端、とっても喜ぶと思います。
興奮して勝手に切り始めそう…
渡す前に、「はさみのルール」をしっかり伝えられるといいですね。
座って使うこと
刃を人に向けないこと
渡す時は持ち手を相手に向けること
大人と一緒に使うこと
自分で勝手に持ち出して使わないこと
紙以外のものを切らないこと
使い終わったら必ず片付けること
1回で理解するのは難しいので、その都度根気よく教えてあげると定着してきます。
はさみの練習におすすめのはさみ
はさみの練習を始める時、練習用のはさみをどれにするか悩みますよね。
安全性を重視すると、ちょっとおもちゃっぽいはさみになってしまったり、迷ってしまいますよね。
幼児向け「はさみ」を選ぶポイント
2歳くらいのお子様向けに選ぶポイントは8つあります。
- 刃先が丸くなっているもの
- 刃の部分にケースがついているもの
- 切れ味がいいもの
- 開閉しやすいもの
- 持ち手が太く、フィットするもの
- 右利き用、左利き用がある
プラスチック性で安全そうなおもちゃみたいな「はさみ」だと、切れ味が悪くて逆に危ないこともあります。
なるべく切れ味がよく、小さな手でも開閉しやすいものを選んでみてください。
実際に購入したはさみたち
1歳後半から2歳くらいだと、まだ手が小さ過ぎて、幼児用はさみがうまく使えない可能性があります。
我が家も持ち手がぶかぶかで、うまく使えなかったので、前段階としてもう少し小さいハサミを探して購入しました。
我が家のミニハサミは、ファンシーショップでたまたま見つけたぶどうのケース付きのはさみです。
バッグに入れて持ち歩けるような携帯用ハサミだと、2歳前後にちょうど良さそうです。
↓こんなミニハサミならちょうど良さそうですね。
長女の時に、あまり切れなくて残念だったのがアンパンマンのはさみ。
持ちやすくて、安全性が高いので選んだのですが、切れ味がどうも悪くて、切る練習が進まず買い換えました。
3歳から使っているのは、フッ素コートの幼児用はさみ。
とても握りやすく、切れ味がいいので、長女は気に入って毎日使っています。
のりやセロハンテープもかなり使うので、粘着剤がつきにくいフッ素コートなのが個人的にいいなと思っています。
このハサミは、小学校1年生になった現在も愛用しています。
おすすめ幼児向けはさみ
我が家が購入したはさみ以外にも、はさみ練習におすすめのはさみをご紹介します。
きっちょんのように、バネ付きだと弱い幼児の力でも開いて閉じるが簡単にできるので、初めてのハサミに人気の商品です。
しまじろうのハサミもよく見かけますよね。
持ち手部分が握りやすく、親指を入れる部分が分かりやすいはさみがおすすめです。
お子様が左利きのようでしたら、左利き用のはさみを使ってみてください。
わたし自身左利きで、子供の頃は右利き用のはさみを使うのに苦労しました。
左利き用も選べるくらい種類があります。
はさみの練習の教え方
はさみを購入したら、今度は正しい使い方を教える番です。
「そんなの分かってるよ!」といざ教えてみると、自分が使っている感覚と違って戸惑うことがあります。(はい、それ私でした。)
文章で読んでみると、教えやすくなるのでサラッとおさらいしてみてください。
正しい持ち方・使い方
はさみの使い方を教える方法は2ステップ。
小さい穴に親指を入れて、その他の指を大きい穴に入れます。
ひじを体につけて、体の正面でまっすぐにして切ります。
切るときのポイントは2つです。
- はさみが横になりがちなので、親指を上にタテにして使うこと。
- はさみの根元で切ること。
普段なんとなく使っているはさみを教える時は、ステップを把握してから教えてみてくださいね。
切り方のステップアップ
持ち方をマスターしたら、切る練習です。
開閉がうまくできそうになったら、いよいよ切り方の練習を進めてみてください。
- Step1→1回切り(細長い紐や紙などを切る)
- Step2→2回切り以上(太めの紙を切る)
- Step3→曲線など様々な形を切る(○などの形を切る)
どんどん進めてしまうと、切り絵や工作で難しい切り方が増えた時に、できなくて嫌になってしまう可能性があるので、焦らず徐々にステップアップしていくのがおすすめです。
はさみの練習ができる無料プリントがダウンロードできるおすすめサイト
ご家庭にある紙をたくさん切るのもいいのですが、素材があると目的のある練習となって、はさみの練習に効果的です。
まずは楽しくたくさん切る練習ができる、無料でプリントがダウンオードできるサイトをご紹介します。
ちびむすドリル
ちびむすドリルは、幼児向けプリントを無料でダウンオードできるサイトです。
このようなプリントがダウンロードできます。
ステップアップしていくと、動物などの形を切ったり、切ったものを貼ったりできるプリントがたくさんできます。
知育プリントが豊富なので、おすすめです。
こどもぷりんと広場
こどもぷりんと広場は、はさみ練習プリントが豊富です。
レベル別にはさみ練習用プリントがあるので、ステップアップに便利ですよ。
ケーキやラインオンのたてがみなど、切っていて楽しいプリントばかりです。
はさみの練習ができるドリル
市販でも、はさみの練習用ドリルがあります。
1ページできたら、ごほうびシールが貼れるので、練習するのが楽しくなります。
ここでは、おすすめのはさみ練習用ドリルをご紹介します。
さいしょのきってみよう(2・3歳向け)
くもんのおやこのファーストステップシリーズでは、2・3歳向けのドリルがそろっています。
はさみの練習なら「さいしょのきってみよう」から始めるとステップアップが楽です。
はじめの方は、1回切り、2回切りの練習から始まります。
直線切りを何枚もこなして、最終到達点は、曲線切りです。
1冊終わったら、次の「すいすいきってみよう」にレベルアップできます。
もっとやりたい、物足りないと思ったら、同じくもんの幼児向けドリル「はじめてのはさみ」もあります。
ちょっとした工作になっているので達成感があります。
こどもちゃれんじワークこうさく(2・3歳向け)
こどもちゃれんじの幼児向けワーク「こうさく」は、基本のはさみの使い方をマスターしたらチャレンジしたい1冊です。
ちぎり・のり・はさみでできる2・3歳向けのこうさくドリルなので、作ることの達成感も味わえます。
ごほうびシールがあり、しまじろうの仲間たちが出てきて、カラフルなので、最後まで楽しく取り組めますよ。
学研の幼児ワークこうさく(3・4・5歳向け)
学研の幼児ワーク「こうさく」は、作ったもので遊べるようになっています。
4・5歳になってくると、自分で作り方の説明を読んで、1人で楽しく作れるようになります。
おって!きって!かざろうきりがみ(4・5歳向け)
工作の他におすすめなのが、切り紙です。
折った状態で切って、広げると形になるので、平面図形の学習にもなります。
まとめ|はさみの練習をしてたくさん創造しよう
2歳からはさみの練習を始めることで、4・5歳の頃には工作や切り絵など、どんどん創作意欲がわいてきて、手先も器用になります。
頭のいい子は手先が器用とよく言われますが、2歳は特に手先を使った遊びをたくさん取り入れたい時期です。
我が家の2歳2ヶ月の次女は、2回切りを終えて直線切りの練習中です。
お子様にピッタリのはさみを見つけて、早速チョキチョキやってみましょう。
◆2歳から総合的な学習をしたいならこどもちゃれんじがおすすめです。
トイレトレーニングや生活習慣などを楽しく身に付けられて、知育もできるので我が家は4年お世話になっています。
◆そろそろ幼児向けの通信教育を検討したいという方には、人気の7社を徹底比較しています。
お子様に合った教材の選び方もご紹介しているので、チェックしてみてください♪
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