たくさんあって迷う幼児向け通信教育を8社まとめて比較してみました。
小学校の入学準備や先取り学習のために、どんな幼児向け通信教育がいいのか、たくさんあって迷いますよね?

こちらの記事では、人気の主要幼児向け通信教育8社を厳選してご紹介します。
始めるならちゃんと続けられる教材がいいと思うのが親心。
- 生活習慣やマナーを身につけられる
- 遊びの幅が広がる
- ひらがななど先取り学習ができる
実際に我が家は今回ご紹介する全8社を検討し、うち7社は実際に体験しました。
この記事を読めば、各社の違いを知ることでき、ご家庭の方針やお子様のやる気に合った教材を見つけることができますよ。
- どんな幼児教材があるのか知りたい
- どこの幼児教材にしようか迷っている
- 幼児教材各社のホームページを見るのが面倒
- 幼児教材を選ぶポイントを知りたい
目次
幼児向け通信教育8社一覧

幼児向け通信教育って、調べ始めると「いったいどれだけあるの?!」ていうくらい多いですよね。

こんなことにならないよう、あらかじめ主要な幼児向け教材には、どんなものがあるのかご紹介します。
よく知られている主要な幼児向け通信教育は8社あります。
各社それぞれ良さがあって、迷うところです。
まず、通信教育を始めるときのポイントは、できる限り同じタイミングでお試しすること。
- お子様が楽しく学習できるものか実際に体験できる
- どれくらいの学習レベルなのか把握できる
- 契約しなくても家で時間ができたときに使える
- 続けられそうか判断できる
我が家の長女もお試し教材で実際に7社体験してみました。
楽しく集中していたものもあれば、親がいいなと思っていた教材に全く興味を示してくれなかったものもあります。

1. 幼児向け通信教育『幼児ポピー』

お手頃に通信教育を始めたいなら、『幼児ポピー』が1番おすすめです。
子供が好きなカラフルで可愛らしいイラストが、続けやすい理由になっています。

実際にお試し教材を手に取ると分かりますが、教材の紙質はしっかりしているし、ワークはシールをたくさん使うので、驚くほど大満足の教材です。
◆幼児ポピーのきいどりをお試しした感想を詳しくご紹介しています。
幼児ポピーのおすすめポイント
- 内容のバランスがいい
- 料金が安い
- 脳の専門家が監修している
- 学校の学習教材が専門の会社が作っている
幼児ポピーは、「文字・数・言葉」の基礎と、日常生活でのルールやマナーを学べるという、バランスのいい内容になっています。
それでいて、月額980円(税込み)から始められるのは破格!
しかも、安いから中身もそれなりなのかと思いきや、脳の専門家である篠原菊紀先生が監修しているので、脳の前頭前野を活性化させる問題になっています。
さらに、幼児ポピーを編集・出版している新学社は、全国の小中学校にドリルや問題集を提供していて、教科書の副教材を編集・発行している会社です。
学習教材を長年作ってきたノウハウと実績があるので、幼児ポピーをやっていれば、小学校入学後の取り組みもスムーズにできますね。
幼児ポピーのマイナスポイント
- コースのバリエーションがない
- 付録などの楽しみがない
- 基礎までしか進まない
バランスが良くて、料金も安い幼児ポピーですが、基礎学力はついても先取りで応用とまでなると物足りなさを感じます。
コースも、4種類のみ。
- ももちゃん(2〜3歳)
- きいどり(3〜4歳)
- あかどり(4〜5歳)
- あおどり(5〜6歳)
こどもちゃれんじのような「思考力特化コース」やオプションコースなどはありません。
また、付録もほとんどついていないので、ワークブックがメイン教材となります。
2、3歳から初めての教材として始めるのには向いてますが、こどもちゃれんじからの乗り換えを考えているなら、お子様自身が物足りなさを感じるかもしれません。
逆にワークだけで充分という方には、おすすめです。
幼児ポピーの料金は?
コース | ももちゃん | きいどり | あかどり | あおどり |
---|---|---|---|---|
料金 | 980円 | 980円 | 1,100円 | 1,100円 |
料金は、他社が2,000円前後する中、大幅に2,000円を下回る安心価格。

幼児ポピーは、月刊小学ポピー・中学ポピーまであるので、長く続けられるところが魅力です。
幼児ポピーまとめ
幼児ポピーがおすすめなのはこんな方です。
- できるだけ安く通信教育を始めたい
- 学習だけではなく生活面も学べる内容がいい
- シールが好き
- 余計な付録はいらない
- 小学校入学準備の基礎ができればいい
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2. 幼児向け通信教育『Z会幼児コース』
Z会といえば、難関大学受験というイメージですよね。
そんなZ会の幼児コースは、受験イメージとは逆に、学習よりも幼児期は実体験を重視しています。

Z会幼児コースでは「あと伸び力」という言葉で表現していますが、幼児期に質の高い遊びをすることで、考える力が身につき、将来的に学習面でも開花するという考え方。
確かに、子供が小さいうちは、知識を詰め込むよりも、遊びの中から学ぶことの方が圧倒的に多いですよね。
Z会幼児コースのおすすめポイント
- 「あと伸び力」を重視している
- 体験型学習が豊富
- 提出課題と先生からのお返事がある
- Z会小学生〜大学受験コースまで続けられる
Z会幼児コースは、ワーク学習だけではなく、体験重視のワークが特徴的です。
親子で体験するワーク『ぺあぜっと』では、親子でお料理をしたり、実験をしてみたり、ゲームをしてみたり、質の高い遊びを体験できます。
幼児期に大切なのは、何に対しても「なぜ?」「どうして?」と疑問をもち、自分なりに答えを見つけようとする姿勢。
そして考えることそのものを、おもしろがる力です。出典:Z会ホームページ
この力をZ会幼児コースでは「あと伸び力」と呼んでいますが、「知りたい!」「知ることが楽しい!」と思えることは、学びの原動力。
さらに、課題を提出すると、先生から直筆のお返事がもらえるので、嬉しくて続けたくなります。
我が家が取り寄せたお試し教材の「ペアゼット」は、坂を作ってどんなものが、どんな転がり方をするか観察してみるワーク。

声がけの仕方によって、気づくポイントが違ったり、いろいろ試して、親子で楽しく体験することができました。
そして、外出先で石を転がして、どれが1番転がりやすいのか試してみたり、体験したことを活かせる場面がいくつも出てきます。
こういった体験と合わせて、ひらがなの学習など小学校入学準備に必要な学習もゆるやかに進められるのがZ会の魅力です。
何よりも、ゆくゆくはZ会小学生コースや大学受験コースなど、将来的に難易度の高いZ会での学習を考えているなら、装飾の少ないシンプルな問題に幼児期から慣れておくのがおすすめです。
Z会幼児コース年中から『かんがえるちからワークデジタルプラス』という年4回配信されるスマートフォンやタブレットで取り組むワークが始まりました。
動画や音声を使って、多角的に捉えることができますね♪
Z会幼児コースのマイナスポイント
- 料金が高い
- 学習面の進みは遅め
- コースのバリエーションがない
- 忙しくて時間がない人には不向き
- 子供にこびないシンプルな問題
ワーク学習と体験ワーク、課題提出などボリュームがありそうな印象ですが、1ヶ月分と考えると物足りなさを感じるZ会幼児コース。
また、Z会といえば大学受験や難易度の高い問題のイメージがありますが、幼児コースのワーク学習はそれほど難しいわけではなく、どんどん先取りするタイプの教材でもありません。
子供にこびないシンプルなワーク学習になっているのも、Z会らしさ。

幼児ポピーやこどもちゃれんじなどのカラフルでキャラクターがたくさん出てくるようなワークに慣れているお子様だと、ちょっと食いつきが弱いかもしれません。
そして、親子で取り組むことを大事にしているため、仕事や育児に忙しくて時間も心にも余裕がないという方には不向きです。
Z会幼児コースの料金は?
会費 | 12ヶ月一括払い | 6ヶ月一括払い | 毎月払い |
---|---|---|---|
年少 | 1,870円(月あたり) | 2,090円(月あたり) | 2,200円 |
年中 | 2,244円(月あたり) | 2,508円(月あたり) | 2,640円 |
年長 | 2,431円(月あたり) | 2,717円(月あたり) | 2,860円 |
※税込み
コースも、年少・年中・年長の3種類のみ。
オプションコースもないとってもシンプルなコース設計です。
Z会幼児コースの料金は、12ヶ月一括払いが1番お得。
年長になるにつれて料金が上がるため、他社と比べると料金が高くなります。
ただ、万人受けするタイプの教材ではないので、Z会幼児コースを選ぶ方は料金よりも、Z会の受験における実績から選んでいる印象が強いと個人的には思っています。
Z会幼児コースまとめ
Z会幼児コースがおすすめなのはこんな方です。
- せっかくやるなら親子でじっくり取り組みたい
- 「あと伸び力」に大賛成
- ゆくゆくはZ会をやらせたいと思っている
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◆Z会幼児コースのお試し教材を長女3歳、次女もうすぐ3歳のタイミングで2回体験しました。その時のレビューをまとめてます。
・Z会の幼児コースお試し教材を知育歴4年主婦がレビュー!問題が簡単て本当?
3. 幼児向け通信教育『まなびwith(ウィズ)』
『まなびwith(ウィズ)』という名前をあまり聞いたことがないという方も多いのではないでしょうか。
実は、『まなびwith』はZ会幼児コースと比較されるほど、高い学力を身につけさせたいというママには定評があります。
小学館ならではの図鑑との連動や、答えが複数ある一筋縄ではいかないパズルの問題が出たり、年長では3文程度の作文まで書いてみる問題が出ます。

まなびwith(ウィズ)のおすすめポイント
- 思考力が身につく
- 図鑑と連動している
- 基礎から応用まで小学校1学期程度まで進む
- 知育おもちゃがもらえる
まなびwithは、「もじ」「かず」「たいけん」「ちえ」を柱にして、年長までのカリキュラムが作られています。
その中でも「ちえ」は、推理力・観察力・構成力・論理力を育てるような問題になっていて、知識と経験を組み合わせて答える問題など「思考力」が身につきます。
年2、3回届く特別教材は、市販のよく知られている知育おもちゃと同じようなものが届くので、自分で買う必要がないのも魅力です。
- ひらがな・すうじカード(フラッシュカード、ドッツカードとして使える)
- はなはなおはじき(数をかぞえたり、ひも通しができる)
- そうぞうパズル(タングラムのパズルができる)
また、小学館だからこそできる『図鑑との連動』。
頭のいい子の家のリビングには図鑑があるとよく言われていますよね。
まなびwithでは、小学館の図鑑から4ページも毎月掲載されて、ワークにも取り組みます。
調べ学習の習慣が学習意欲を高めて、「学ぶ楽しさ」を幼児期に身につけたいところです。
そして、1番の魅力は先取り学習。
ひらがなを例にしてみます。
- 年少:ひらがな50音がわかる
- 年中:ひらがな50音が読める・書ける
- 年長:ひらがなで3文程度の作文を書いてみる

だいたいの教材が年長でひらがな・カタカナの読み書きが終わる程度ですが、まなびwithは文章を書くところまで進みます。
算数だと、たし算・ひき算。
年長修了時点で、小学校1学期程度まで進みます。
もし小学生コースも続けるなら、まなびwithの小学生コースは教科書に準拠していないので、楽しく先取り学習で進められるのが最大の魅力。
しかも、学習だけではなく「たいけん」「ちえ」の問題を通して、多角的な物の見方や考え方を学ぶことができます。
まなびwith(ウィズ)のマイナスポイント
- コースのバリエーションがない
- 保護者のフォローが必要
- 料金が高め
おすすめポイントをみると、なんだか1番いいような気がしてきますが、マイナスポイントもあります。
まずは、これだけ学習内容が早く進むので、お子様によっては一緒に付き添ってワークをする必要があります。
問題を読んであげるところから始まり、分からない問題をサポートしてあげたり、保護者が一緒に取り組む時間が必要。
また、コースが年少・年中・年長の3種類のみ。
英語のオプションコースもないので、年3回届くDVDでアルファベットに触れるくらいしか英語は出てきません。
まなびwith(ウィズ)の料金は?
12ヶ月一括払い | 6ヶ月一括払い | 毎月払い | |
---|---|---|---|
年少 | 2,117円 | 2,156円 | 2,310円 |
年中・年長 | 2,369円 | 2,412円 | 2,585円 |
※月当たりの金額(税込)
まなびwithは、幼児ポピーやがんばる舎などの1,000円きる教材に比べると、多少高め。
ただ、小学館の図鑑から実際のページが掲載されていたり、絵本が毎月8ページ掲載されていたり、中身は料金相応の内容です。
続けるなら12ヶ月払いが1番お得。
まなびwith(ウィズ)まとめ
まなびwithがおすすめなのはこんな方です。
- 楽しく先取り学習させたい
- 図鑑を使った調べ学習を身につけさせたい
- 子供と一緒に取り組みたい
- 学習だけではなく知育もしたい
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4. 幼児向け通信教育『こどもちゃれんじ』
こどもちゃれんじといえば、しまじろうでおなじみの日本で有名な幼児向け通信教育ですね。
実に日本における対象人口の約7人に1人が「こどもちゃれんじ」「進研ゼミ」を受講しているというデータがあります。(参考:ベネッセDETABOOK2018)
それもそのはず、教材の充実度はナンバー1です。
DVD、絵本、付録、ワークブックなど、これでもかっていうくらい毎月届きます。
さらに、定期的に開催される『しまじろうコンサート』も、幼児期から参加できる大きなホールでのコンサートなので親子でハマってしまいます。
こどもちゃれんじのおすすめポイント
- 毎月DVD・付録がついてくる
- コースのバリエーションが豊富
- しまじろうコンサートがある
- 0歳から始められる
こどもちゃれんじの特徴は、毎月DVD・絵本・付録が届くところ。
歌やリトミック、動物や海の生き物などの映像や、大小・長短などまで、幅広い内容を盛り込んだDVDは、毎日観ても飽きません。
DVDと連動している絵本も、毎日読んでも飽きない工夫がされています。
ひらがなやかずまでDVDでも学習するのは、こどもちゃれんじだけではないでしょうか。
生活習慣や社会のルール・マナーなどもDVDと絵本で何回も復習するので、飲み込みが早い印象。
特に、トイレトレーニングや幼稚園入園への気持ちの準備に関しては、タイミングよく焦らずにこどもちゃれんじで取り組めるので、実際に大助かりでした。
また、コースのバリエーションが多いのも魅力的です。
こどもちゃれんじぽけっと(2〜3歳向け)の場合
- 知育(考える力を育てる)
- 表現(工作などができる)
- リズム&ダンス(リズムに合わせて体を動かせる)
- 読み聞かせ(絵本が読める)
さらに、年中になると通常の「総合コース」の他に、「思考力特化コース」でおもちゃなどの付録なしで、ワークをたくさんできるコースにすることもできます。
年齢やお子様の好みに合わせて、コースを増やしたり、選べたりできるので幅広いご家庭に適しているといえます。
そして、他社はだいたい年少くらいから始められる教材が多いですが、こどもちゃれんじは0歳から受講が可能。
小さい頃から慣れ親しんでいると、ワークが始まっても抵抗感なく進められます。
わたしが実際に3年間やった上で、他社と比較したとき、気づいたこどもちゃれんじの良さは、シールやハサミのりを使ったワークが豊富だということ。
ひらがなやかずの学習もいいですが、幼児期は手先を使った遊びが大切です。
こどもちゃれんじは、遊びの中で手先を使うことが多いと感じます。
こどもちゃれんじのマイナスポイント
- 学習習慣が身につかない
- 付録の収納に悩まされる
- テレビをみる時間が増える
DVDや絵本、ワークなど毎月たくさん届くものがあるので、学習するワークが埋もれてしまいます。
特に、目玉のエデュトイ(おもちゃ)が届く月は、おもちゃでばかり遊んでしまい、なかなかワークをする気にならないのが困りもの。
DVDや付録がメインとなってしまって、毎日机に向かって学習習慣を身に付けたいという希望がある方には不向きです。
また、毎月付録が届くので、置き場所にもだんだん困ってきます。
わたしの周りでも、『こどもちゃれんじをやっていると収納が大変』という困りごとはよく聞きます。
そして、20分〜30分程度のDVDが毎月届くので、視聴習慣がつくと、他にもEテレなども見れば、1日でのテレビを見る時間が長くなってしまいます。
逆に、テレビの視聴時間をきちんとコントロールできれば、夕飯の準備をしている時はこどもちゃれんじのDVDタイムにするなど、ママにとっては助かる活用方法もありますね。
こどもちゃれんじの料金は?
こどもちゃれんじは、基本的に年少コースまでは同じ料金です。
12ヶ月一括払い | 毎月払い | |
---|---|---|
ぷち〜ほっぷ | 1,980円 | 2,379円 |
- 月当たりの料金(税込)
- 入会タイミングによって料金が多少異なります。
料金が変わってくるのが、年中からです。
12ヶ月一括払い | 毎月払い | |
---|---|---|
すてっぷ・じゃんぷ | 2,480円 | 2,980円 |
それでも、他社に比べたら良心的な料金だと感じます。

こどもちゃれんじまとめ
こどもちゃれんじがおすすめの方はこんな方です。
- バランスよく楽しく学習させたい
- 0歳や1歳の早期から始めたい
- 子供が取り組みやすい
- コスパ重視
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5. 幼児向け通信教育『がんばる舎』
先取り学習なら『がんばる舎』と言えるほど、プリント学習に特化したコスパ最強の教材。
他社の教材に比べて可愛らしさはいまいちかもしれません。
ただ、シンプルなプリント教材で毎日の学習習慣をつけたいなら、これほどコストパフォーマンスが高い教材は他にないのではないでしょうか。
小学校受験の予備教材に使うママがいるほど、シンプルゆえの根強い人気があります。
がんばる舎のおすすめポイント
- とにかくシンプル
- 料金が安い
- 先取り学習ができる
がんばる舎は白黒のプリントのみというものすごくシンプルな教材。
ただ、その簡素で飾り気のないシンプルさが、続けられる秘訣にもなります。
毎日1ページなら短時間の学習習慣が幼児から身に付けることが可能です。
シンプルさゆえ、月額800円という破格の値段で始められます。
さらに、まとめて1年払いにすれば、1年分(12冊)をまとめて送ってもらえるのが最大の魅力。
これが先取り学習で『がんばる舎』が人気の理由です。
1年分まとめてもらっておけば、お子様のペースに合わせて、どんどん先取りできてしまうんです。

お受験ママに人気の理由は、シンプルさにありました。
実際に教材を1ヶ月受講したレビューで、教材の良さが分かります。
がんばる舎のマイナスポイント
- 白黒で楽しそうな要素がない
- 季節感がない
- 続けるには親のサポートが必要
幼児向けの通信教育は、続けられるかどうかがキーポイント。
『がんばる舎』のプリントは、白黒で飾り気のないシンプルなプリントなので、お子様の反応が鈍い可能性があります。
続けるためには、保護者の力に寄るところが大きいのが、大きな不安要素。
また、保護者が付き添って、答え合わせまでする教材なので、二人三脚で進める必要があります。
そのため、忙しくて毎日一緒に取り組むのが難しいという方には不向きです。
そして、まとめて1年分もらえる大きなメリットがありますが、その分中身に季節感がないのが痛いところ。
季節は知識の宝庫ですので、問題に季節感がない点はマイナスポイントです。
がんばる舎の料金は?
1年払い | 毎月払い | |
---|---|---|
すてっぷ | 8,800円(税込) | 800円(税込) |
※1年払いは1ヶ月分サービス
毎月払いでもかなりお得に続けられます。
先取り学習をしたいなら、1年払いでまとめ出しにすることです。
1年払いでも他社の数ヶ月分の料金しかかかりません。

がんばる舎まとめ
がんばる舎がおすすめなのはこんな方です。
- シンプルな教材がいい
- 短時間でも学習習慣をつけたい
- お子様のペースで先取り学習をさせたい
- 副教材を探している
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6. 幼児向け通信教育『すまいるぜみ 』
幼児向け通信教育でタブレット学習といえば『すまいるぜみ』。
幅広い分野をタブレット1台でカバーできるのが魅力的です。
紙のワークと違い、動きのある画面で立体をとらえたり、ひらがなの書き順も分かりやすく理解できるのが、タブレット学習の醍醐味。
昨今ではスマホやタブレットで学習する学生も増えてきているので、幼児期からタブレットで学習習慣を身に付けるのもおすすめです。
プリントやワーク学習だと机に向かってくれないというお子様にはピッタリ。
◆我が家の長女に『すまいるぜみ』を最終的に選んだ理由を詳しくレビューしています。
すまいるぜみのおすすめポイント
- 動きがあるから面白くて続けられる
- 親のサポートがいらない
- 学習習慣が身につく
- マイキャラやコレクションカードでやる気が出る
タブレット学習のいいところは、画面のイラストが動くところ。
- 自分が書いた線を動物がピョコピョコ辿ってくれる
- 傘の数を数える問題で、傘をタッチすると傘が開く
- ひらがなの書き取りではお手本が導いてくれる
数字も、ただ表示されることはなく、走ってきたり、ジャンプしてきたり、子供心をくすぐります。
このように、動きがあるので面白いから、次はどんな動きが見られるのかワクワクして、毎日楽しく続けることができます。
問題も読み上げてくれるので、親のサポートがほとんどいらないところが、忙しくてなかなか学習をみてあげられないという方にピッタリ。
また、毎日『今日のミッション』という3つのワークをこなすと、自分のマイキャラに着せ替えができるパーツがもらえたり、コレクションカードが当たったりします。
毎日続けられる楽しい工夫があるのも、『すまいるぜみ』の魅力。
1日の目安となる3つのワークが終わっても、もっとやりたいという場合は、他の分野の問題ができたり、類似問題ができたり、反復学習に向いています。
ただ、タブレット学習は長時間やると目に負担がかかるのが親としては心配ですよね。
その点は、制限時間が設定されており、時間がくると知らせてくれて、それ以上その日はできなくなります。(制限時間は変更可能)
すまいるぜみのマイナスポイント
- 工作や体験学習など手先を使うワークがない
- タブレットを購入しなければならない
- 学習以外の要素に集中してしまう
『すまいるぜみ』は、タブレット学習なので、ハサミやノリを使ったワークがないのが残念なポイント。
幼児期は手先を使うことはとっても大事なので、こういった工作や体験することは、意識的に親が遊びの中に取り入れることになります。
また、タブレット自体を購入しなければならないというのも、始めるのに敷居が高く感じます。
自宅にインターネット環境、さらにWi-Fi環境がないと使えないので、もしなければ環境整備にも費用がかかります。
1番心配なのは、マイキャラの着せ替えや、カメラで撮った写真をデコレーションしたりできるので、学習以外の機能で長時間遊ばないか。
我が家も当初は『今日のミッション』が終わると保護者がスタンプを押したり、コメントが書ける画面で、いつまでも遊んでいました。
続けるための工夫が、学習以上に夢中になるものになっては本末転倒。
うちの長女は時間制限があると知ってからは、遊びは早めに切り上げて、反復学習を楽しんだりしていますが、お子様によってはやめられない可能性もあります。

すまいるぜみの料金は?
12ヶ月一括払い | 6ヶ月一括払い | 毎月払い | |
---|---|---|---|
年少・年中・年長 | 3,278円 | 3,520円 | 3,960円 |
※月当たりの料金(税込)
12ヶ月払いが1番お得ですが、それでも他社と比べると料金は高い。
会費が毎月払いの方 | 会費が一括払いの方 | |
---|---|---|
専用タブレット代 |
一括払い10,978円もしくは、月々1,078円×12回 |
一括払い10,978円 |
専用タブレットは、12ヶ月継続前提で本体価格が43,780円のところ10,978円になります。
月額料金が高かったり、初期費用が高かったりしても、まずはやってみないと分かりませんよね。
実は、『すまいるぜみ』にはお試し教材がありません。
試すこともできなくて、費用が高いなら他社を選びそうです。
しかし、我が家の長女はプリントやワークではひらがなのなぞり書きを嫌がってダメでしたが、タブレット学習では喜んでやってくれます。
毎日の学習習慣も、楽しく喜んで自分からやっています。
このように、我が家のような悩みがあったり、他社のお試し教材ではお子様の反応がいまいちなら、『全額返金保証』制度があるので、2週間試しに使ってみることをおすすめします。
すまいるぜみまとめ
『すまいるぜみ』がおすすめなのはこんな方です。
- 毎日の学習習慣をつけたい
- 忙しくて一緒に取り組むのが難しい
- プリント・ワーク学習を嫌がる
- タブレット学習をさせたい
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7. 幼児向け通信教育『RISU(リス)キッズ』
算数に特化したタブレット学習という、1点集中型の通信教育が『RISU(リス)キッズ』。
タブレット学習は問題を読み上げてくれるので、小さいお子様でもどんどん自分のペースで先取り学習を進めることができます。
さらに、算数の基礎だけではなく、思考力を問う問題も出てくるので、知識を身につけた先の問題解決能力に焦点を当てている点も好印象。
算数でつまずくと、数学になった時に苦手科目になってしまいます。
そうならないように幼児期から算数に強くなっておくのは、得策ですね。
RISU(リス)キッズのおすすめポイント
- 算数に特化している
- 先取り学習ができる
- タブレット学習でサポートいらず
学習はまず「読み・書き・そろばん」と言われるほど、算数は重要視されています。
算数の基礎段階でつまずくと、その先の数学になった時に苦手意識が強くなってしまいます。
そのため、幼児期から『RISU(リス)キッズ』で得意科目にしてしまうのは、とても良策です。

『RISUキッズ』なら、自分のペースでどんどん進めることができるので、先取り学習をさせたいと思っているなら、ピッタリの学習教材です。
また、タブレット学習は、問題を読み上げてくれるので、親が一緒に問題を読んであげて、一緒に取り組むという必要もありません。

問題が難しくてつまずいた時は、東大生のチューターがメールでフォローしてくれたり、レッスン動画を送ってくれたりします。
苦手な問題を自動生成で何回も復習できたり、フォローが手厚いので、苦手な問題をそのままにしてどんどん進むこともありません。
そのため、仕事や子育てで忙しいご家庭でも、安心してタブレット学習をさせることができます。
RISU(リス)キッズのマイナスポイント
- 算数以外の学習がない
- 料金が1教科しかないのに高め
- 年中後半から年長が対象
これだけ充実した内容のタブレット学習なら、ひらがな学習や他の分野も同じように学びたくなるものです。
それが算数だけという点が、残念ポイント。
総合的に学ばせたいという方には、不向きです。
また、1教科だけなのに料金もそれなりにかかるという点もデメリットに感じられます。
対象年齢が年中後半から年長となっています。
「算数」ではなく「かず」から学ばせたいと考えている場合は、始められる年齢が遅く感じられます。
RISU(リス)の料金は?
12ヶ月一括払いのみ | |
---|---|
RISUキッズ | 32,736円(月当たり2,728円) |
RISUキッズは、契約時に12ヶ月分の料金を支払う必要があります。
ただ、すまいるぜみと違い、タブレット代が不要。
これはかなり家計の助けになりますし、タブレット学習を始めるハードルが低くなります。
我が家では、実際にRISUきっずをお試ししたので、体験レビューを参考にしてみてください。
今なら、お試しキャンペーンもやってます。
・RISU(リス)きっずの口コミ!タブレット教材で算数が好きになる
RISU(リス)キッズまとめ
RISUキッズがおすすめなのはこんな方です。
- 算数を重視している
- 忙しくて学習サポートができない
- 先取り学習をさせたい
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8. 幼児向け通信教育『モコモコゼミ』
小学校受験のための幼児教材で有名な「こぐま会」による通信教育です。
さらに中学受験で実績をあげているサピックスとも提携している通信教育。
「こぐま会」と「サピックス」という、かなりハイレベルな教材なのに、モコモコのかわいい動物のイラストで、そのギャップになんだかほっこり。
「こぐま会」の「ひとりでとっくん」シリーズでプリント学習をしていても、いちいち買い足したり、ペースを保護者が管理しなければならないのが大変なら、『モコモコゼミ』の通信教育にするのも手です。
モコモコゼミのおすすめポイント
- 小学受験に強い教材で有名な会社が作っている
- 中学受験に強いサピックスと提携している
- イラストがかわいらしい
- 難易度が高い
モコモコゼミは、『こぐま会』の教材を元に作られています。
モコモコゼミは、幼児教育の最高峰「こぐま会」教材による幼児通信教育です。
出典:モコモコゼミHP
幼児教育最高峰と自負しているというのは、それだけ教材の中身に自信があるということ。
確かに、「こぐま会」のひとりでとっくんシリーズは、難易度は高いけど思考力や表現力が身につく教材です。
我が家もプリント学習に使ってます。
ただ、どれから手をつければいいかよく分からないし、「ひとりでとっくん」シリーズだけでも全100冊あって、全部制覇しようとするとそれなりのお値段。
小学校受験は考えていないけど、こぐま会の教材に興味があるなら、通信教育で続けてみるのも手です。
また、中学受験で有名な進学塾SAPIX(サピックス)の通信教育とも提携しています。
中高一貫校も増えてきてるので、中学受験の準備を幼児期からしておきたいというニーズにもモコモコゼミはピッタリ。

中身の難易度は難しいですが、キャラクターがかわいいので、女の子受けはかなりいいです。
モコモコゼミのマイナスポイント
- 親のサポートが必要
- ひらがな学習は別途必要
- ボリュームのわりに料金が高め
難易度が高い分、ヒントが必要なことが出てきますので、親のサポートが必要です。
ひらがなを読めないうちは、問題文を読んであげる必要もあります。
他社は、ひらがなの読み・書き取りなどのワークが必ずと言っていいほど出てきますが、モコモコゼミでは年長の1月にやっと出てきます。
どちらかというと、思考力・表現力に特化した問題が多いので、小学校入学準備のために、ひらがなを全部読めて、書けるようにしておきたいという方は、別途対策が必要。
小学校受験に強い会社の教材なので、親子でじっくり取り組むのに向いてます。
モコモコゼミの料金は?
コース | 算数強化コース | プチ | プレ・年少・年中・年長 |
---|---|---|---|
月額料金 | 1,628円 | 1,408円 | 2,662円 |
※税込み
※算数強化コースに進級はありません。
※2ヶ月目以降は、別途送料300円がかかります。
コースは、6種類ありオプションコースと言えるのは算数強化コース。
- プチ(1〜2歳)
- プレ(2〜3歳)
- 年少(3〜4歳)
- 年中(4〜5歳)
- 年長(5〜6歳)
- 算数強化コース(中学受験向け)
教材のボリュームの割に、送料もかかるとなると料金は高め。
ただ、それだけ実績と信頼のある教材といえます。
どれだけの難易度なのか知りたいという方は、3・4月は『合わなかったら無料キャンペーン』実施中(まもなく終了)です。
初月解約可能なので、1ヶ月やってみて考えるということもできます。(初月退会する場合は期日までに退会申請が必要)
モコモコゼミまとめ
モコモコゼミがおすすめなのはこんな方です。
- こぐま会の教材に興味がある
- 思考力を高めたい
- 難易度が高い教材がいい
- かわいいキャラクターが大好き
\初月無料だから始めやすい!/
まとめ|幼児向け通信教育はまずは試してみるのが1番
これだけ多くの幼児向け教材があるということは、それだけ教育熱心な保護者が多いということです。
親のニーズ、子供の好み、それぞれに合った通信教育を見極めるのは、かなり難しい作業です。
この記事では、8社の通信教育をご紹介しました。
各社の特徴を知っても、結局どれがお子様に合っているかはやってみないと分からないというのが結論です。
お試し教材、お試し期間、フル活用してみてください。
きっとお子様にピッタリの通信教育が見つかります。
- こちらの記事で紹介した内容は、2021年2月現在の情報を元に掲載しています。
◆我が家もお試し教材・お試し期間で比較検討した結果、『すまいるぜみ』を選びました。
・すまいるぜみの幼児コース!3歳の女の子が夢中になる5つの理由
◆やっぱり通信教育よりも子供のペースで進められるワークがいいなという方は、こぐま会の1人でとっくんや七田式プリントもおすすめです。
こぐま会ひとりでとっくんの始め方|初めてにおすすめの厳選5冊
七田式プリントで基礎学力を身につけよう!知育ママに人気の理由は○○だった
◆英語に触れていない幼児通信教育もあるので、幼児期からの英語はディズニー英語システムがおすすめです。