この記事では、幼児向けのおすすめ通信教育7社を難易度別にランキング形式でご紹介しています。
結論からお伝えすると、幼児通信教育のおすすめは、『学習習慣をつける』ならこどもちゃれんじ、実力に差をつけるなら『Z会幼児コース』です。
実際に、我が家は長女がこどもちゃれんじを6年、次女もこどもちゃれんじ1年とZ会幼児コースを1年受講しました。
通信教育は各社力を入れているポイントが違うので、まずはどんな幼児向けの通信教育があるのかをご紹介します。
- どんな幼児向け通信教育があるか
- お子様に合った選び方
- 難易度別の幼児通信教育おすすめランキング
やってみて失敗したことや選んだポイントなども正直にお伝えします。
幼児向け通信教育の種類、選び方も解説しているので、お子様にピッタリの通信教育が見えてきますよ!
幼児向け通信教育ってどんなのがあるの?
幼児向け通信教育って、調べ始めると「いったいどれだけあるの?!」ていうくらい多いですよね。

通信教育始めてみたら、後からもっといいのがあるのを知って失敗・・
まずは、幼児通信教育を選ぶ時にどのようなステップを踏めばいいのかご紹介していきます。
インターネットでどんな幼児向けの教材があるのか調べてみると、わんさか出てきます。
公式サイトやレビューブログなどで教材のレベルや料金を知ることができます。
ほとんどの教材がお試し教材や無料体験があるので、申し込んでみます。
実際に届いたお試し教材や無料体験をやってみます。
取り組んでいるお子様の反応や感想でピッタリの教材が見えてきます。
この流れを順を追って詳しく解説していきます!
どんな幼児向け通信教育があるのか
幼児向けの教材は、通信教育・タブレット教材・買い切り教材など種類がたくさんあります。
通信教材 | 買い切り教材 | タブレット教材 |
---|---|---|
こどもちゃれんじ | こぐま会 | すまいるぜみ |
Z会幼児コース | 七田式プリント | ワンダーボックス |
がんばる舎 | ピグマリオン | RISU算数 |
モコモコゼミ | 天神 | |
七田式通信教育 |
他にもあるかもしれませんが、これだけでも正直どこが自分の子供にいいのか迷ってしまいますよね。
「小学校入学後につまずかないよう準備をしたい」「基礎学力と合わせて思考力も育てたい」という方なら、主要7社から選ぶと安心です。
「あれ?まなびwithっていうのはないの?」と思った方がいらっしゃるかもしれません。
まなびwithは2021年10月22日をもって全コース新規受付を終了しました。
小学生コースは、現在『名探偵コナンゼミ』になっています。
幼児向け通信教育主要7社のレベルや料金を知る
人気の主要7社でも、それぞれレベルや料金が違います。
レベルが分かりやすいように、表にしました。下に行くほど問題のレベルが難しくなります。
教材名 | レベル | 料金 |
---|---|---|
幼児ポピー | 1,500円〜 | |
すまいるぜみ | 3,278円〜 | |
こどもちゃれんじ | 2,460円〜 | |
がんばる舎 | 990円〜 | |
Z会幼児コース | 2,125円〜 | |
RISUキッズ | 2,750円〜 | |
モコモコゼミ | 2,662円〜 |
難易度と料金をかけ合わせると下のような表のようになります。


ざっくり説明すると、幼児ポピー・こどもちゃれんじ・すまいるぜみは、取り組みやすくお子様受けが良いので『学習習慣をつける』のにピッタリです。
がんばる舎・Z会幼児コース・RISUキッズ・モコモコゼミは、すでにお勉強をある程度やっているお子様向けです。
実際に取り組むお子様がまだ学習習慣が身についていないのに、難しい問題ばかり出てくる教材をやってしまうと勉強嫌いになってしまう可能性があるので難易度の見極めは大切です!



我が家も実際に受講したのはこどもちゃれんじ・すまいるぜみからでしたよ♪
勉強が楽しいことを知ってほしい
初心者向き
- 幼児ポピー
- こどもちゃれんじ
- すまいるぜみ
思考力を伸ばしたい
学習経験者向き
- がんばる舎
- Z会幼児コース
- RISUキッズ
- モコモコぜみ
まずは、難易度をどうするか決めた後に、料金やタブレットにするのかを比較して決めるのがおすすめです。
幼児向け通信教材のお試し体験をしよう
だいたいどこの通信教育か決めたら、契約をする前にお試し教材で実際に体験してみると安心です。
- お子様が楽しく取り組めるか実際に見ることができる
- 教材の学習レベルを把握できる
- 契約しなくても家で時間ができた時に活用できる
- 教材によってはキャンペーンがついてくる
我が家の長女もお試し教材で実際に7社体験しました。


楽しく集中していたものもあれば、親がいいなと思っていた教材に全く興味を示してくれなかったものもあります。
継続して取り組んでくれそうかを見極めるためにも、お試し教材は必須だと思っています。
幼児向け通信教育おすすめランキング|学習習慣を身につける初心者向け
ここまで読んでいただいて、お子様にピッタリの通信教育の選び方がなんとなくわかってきた!と感じていただけていたら嬉しいです。
通信教育の選び方が分かったところで、実際どの教材がおすすめなのか難易度別にランキング形式でご紹介していきます!
まずは、机に向かう習慣をつけたい、勉強は楽しいものだと知ってほしいという初心者向けの幼児通信教育ベスト3をご紹介します。
『学習習慣・基礎学力を身につける』幼児通信教育ランキング1位|こどもちゃれんじ
こどもちゃれんじといえば、しまじろうでおなじみの日本で有名な幼児向け通信教育。
実に日本における対象人口の約7人に1人が「こどもちゃれんじ」「進研ゼミ」を受講しているというデータがありました。(参考:ベネッセDETABOOK2018)
それもそのはず、教材の充実度はナンバー1です。
DVD・絵本・付録・ワークブックなど、毎月盛りだくさん。
届いた時の子供の喜びようは受講している6年間ずっと変わらず、小学校入学準備もしっかりできたので1位にしました。
オプションやコースも豊富で、どんなお子様にも合うという観点からも、1番おすすめできる教材です。
五感を使った総合学習が最大の魅力
- DVD、絵本、付録などで五感を使った総合学習ができる
- 小学校準備に向けて基礎学力はしっかり身に付く
- 学習習慣をつけるための工夫がいっぱい
- これだけ毎月届くのに料金が手頃
- オプションが豊富でコースの選択肢がある
- 生活習慣やマナーも身に付く
こどもちゃれんじの良いところは、机の上だけではなく、遊びながら学べるところ。


年少の時に届いたひらがなパソコンは、カルタの読み上げをしてくれたり、自分が押した言葉で歌を歌ってくれたり、とにかく遊びながらひらがなをマスターできる付録です。
年中はひらがななぞりん、年長は書き順ナビとステップアップして、ひらがなを完成させていきます。
そのおかげで、ひらがなや言葉などは、私が教えていなくてもいつの間にか覚えていてびっくりしたことがたくさんあります。


また、トイレトレーニングやお友達との関わり方なども学べるので、良い刺激を受けて、親としても助かります。


毎月届くのは、ひらがなや数のワークだけではなく、運筆練習やひらがなの読みに特化したワークなども一緒に届くので、楽しく学習習慣をつけていくことができます。
そして、ひらがななどの基礎学力も大切ですが、幼児期は手先を使ったり、実体験も大切です。
その点では、こどもちゃれんじはハサミを使ったり、描いたり塗ったりするワークも盛り沢山。
さらには、オジギソウを種から育てる(年長時)など、実際に体験して学ぶカリキュラムもあって、総合学習が楽しめるのもポイント。


学習の幅が広いのはこどもちゃれんじ最大の魅力です。
収納問題は永遠の課題
- 絵本、DVD、付録おもちゃが毎月届くので収納が大変
- DVDがあるのでテレビを見てしまう
こどもちゃれんじはとにかく収納に困る!おもちゃが片付かない!という声をよく聞きます。
他ならぬ我が家も、姉妹2人分のこどもちゃれんじでおもちゃや絵本がいっぱいでした。
それでも、収納を見直し、いさぎよく捨てるものを判断するようになったら、あまり散らからなくなりました。
また、テレビを見る時間が長くなるという心配についても、DVDは1日1回などルールを決めれば無理なく楽しめます。
年中からは、細々とした付録やDVDはいらない!もっとワークがほしい!というお子様向けに『思考力特化コース』があります。
他社に変えなくても、年少までは総合コースで学習習慣をつけて、年中から思考力特化コースで実力をつけていくという選択肢があるのはこどもちゃれんじの魅力です。
実際に長女が思考力特化コースを体験しているので参考にしてみてください。↓↓↓
こどもちゃれんじの思考力特化コースは、Z会幼児コースなどの難易度の高い幼児通信教育の中でも1番レベルが高い教材ですよ。


こんなに届いてコスパ良し
ワークだけでなく、DVDや付録など盛り沢山に届くのに、コスパが良いのがこどもちゃれんじ。
対象年齢 | 料金(月払い) | 料金(年払い) |
---|---|---|
ぽけっと(2・3歳向け) | 2,990円 | 2,460円(月あたり) |
ほっぷ(3・4歳向け) | 2,990円 | 2,460円(月あたり) |
すてっぷ(4・5歳向け) | 3,290円 | 2,730円(月あたり) |
じゃんぷ(5・6歳向け) | 3,290円 | 2,730円(月あたり) |
月額料金は年中から270円上がりますが、どのコースでも12ヶ月一括払いにするとお得です。
初月解約はできませんが、途中解約時は未受講分を払い戻してくれますので安心です。
学習面で小学校入学への不安はないですし、生活習慣や入学への心の準備までもサポートしてくれた絵本やDVDのおかげで、6年続けてきて良かったと感じています。(現在長女が年長最後の3月)
実際に受講している様子や効果を知りたいという方は、『こどもちゃれんじの口コミ!1歳から5年も続けている理由』をチェックしてみてください。


『学習習慣・基礎学力を身につける』幼児通信教育ランキング2位|すまいるぜみ
タブレット教材で唯一総合学習ができるのがジャストシステムの『すまいるぜみ』。
紙のワークと違い、動きのある画面で立体をとらえたり、ひらがなの書き順も分かりやすく理解できるのが、タブレット学習の醍醐味。
紙の教材やワークだと机に向かってくれないというお子様にピッタリです。
我が家も繊細さんの長女は、毎日続けることが苦手でやる気にムラがあるのが悩みの種でしたが、『すまいるぜみ』は毎日楽しく取り組むことができるようになりました。


1人で完結、1人で先取りは最強
まずは、『すまいるぜみ』のおすすめポイントをまとめてみます。
- 動きがあるから面白くて続けられる
- 親のサポートがいらない
- 先取り・さかのぼり学習ができる(新機能)
- 学習習慣が身につく
- マイキャラやコレクションカードでやる気が出る
タブレット学習のいいところは、画面のイラストが動くところ。
- 自分が書いた線を動物がピョコピョコ辿ってくれる
- 傘の数を数える問題で、傘をタッチすると傘が開く
- ひらがなの書き取りではお手本が導いてくれる
数字も、ただ表示されることはなく、走ってきたり、ジャンプしてきたり、子供心をくすぐります。
問題も読み上げてくれるし、丸つけまでしてくれて、親のサポートがほとんどいらないところが、忙しくてなかなか学習をみてあげられないという方にはピッタリ。
自分のマイキャラに着せ替えができるパーツがもらえたり、コレクションカードが当たったり、ご褒美がもらえるのも楽しみの1つです。


特に、2022年春から新登場したら先取り・さかのぼり学習機能は他社にはない最大の魅力です。
これまでもっとやりたい時は、他の分野の問題や類似問題で反復学習がメインでしたが、2022年から始まった無学年学習『コアトレ』のおかげで小・中学校の範囲までどんどん進めるようになりました!(算数・国語のみ)
これまで物足りなかった部分をクリアし、幼児通信教育の中でも最強になったのではないかと思っています。
実際にどんな問題が出てくるのか参考に見たいという方は、『すまいるぜみ』の問題が簡単なのかどうか検証している記事がありますので確認してね♪


料金面のデメリットは内容の充実度でカバーできている
おすすめポイントの次は、デメリットをご説明します。
- 工作や体験学習など手先を使うワークがない
- タブレットを購入しなければならない
- 学習以外の要素に集中してしまう
『スマイルゼミ』は、タブレット学習なので、ハサミやノリを使ったワークがないのが残念なポイント。
幼児期は手先を使うことはとっても大事なので、この点は普段の遊びでたっぷりできるといいですね。
そして、マイキャラの着せ替えや、カメラで撮った写真をデコレーションしたりできるので、学習以外の機能で長時間遊ばないかが心配どころ。
我が家も当初は『今日のミッション』が終わると保護者がスタンプを押したり、コメントが書ける画面で、いつまでも遊んでいました。



うちの子はタブレットでゲームするの好きだから、夢中になっちゃうかも・・・



制限時間の設定をしたら対応できたよ。
親としては、費用面での心配もありますよね。
12ヶ月払い | 6ヶ月払い | 毎月払い | |
---|---|---|---|
年中・年長 | 3,278円 | 3,520円 | 3,960円 |
上の表は、月あたり(税込)の料金です。
12ヶ月払いが1番お得ですが、他社に比べると料金は高いです。
もし、他社との料金差が気になるようでしたら、比較記事を書いてますのでチェックしてみてください。


また、専用タブレット代がかかるのが最大の壁。
会費が毎月払いの方 | 会費が一括払いの方 | |
---|---|---|
専用タブレット代 | 一括払い10,978円もしくは、月々1,078円×12回 | 一括払い10,978円 |
専用タブレットは、12ヶ月継続前提で本体価格が43,780円のところ10,978円で購入できます。
月額料金12ヶ月一括払い39,336円+タブレット代10,978円で
月額料金が高かったり、初期費用が高かったりしても、まずはやってみないと分かりませんよね。
2週間のお試し期間という『全額返金保証』制度があるので、まずはタブレット教材がどんなものか試してみる価値はありますよ。
我が家が数ある教材の中から『すまいるぜみ』を選んだ理由を知りたいという方は詳しいレビュー記事をチェック!
実際に受講するとどんな学習をするのか詳しくご紹介しています♪


『学習習慣・基礎学力を身につける』幼児通信教育ランキング3位|幼児ポピー
気軽に、すぐに始めたい!を叶えてくれるのは断然『幼児ポピー』です。
子供が好きなカラフルで可愛らしいイラストが、続けやすい理由になっています。
しかも、驚きの月額980円から始められるという破格の料金が最大の魅力。



料金が安い分、内容が物足りないんじゃ・・・?
実際にお試し教材を手に取ると分かりますが、教材の紙質はしっかりしているし、ワークはシールをたくさん使うので、驚くほど大満足の内容です。
実は脳の専門家が監修しているので信頼できる教材
まずは、幼児ポピーのおすすめポイントをご説明します。
- 内容のバランスがいい
- 料金が安い
- 脳の専門家が監修している
- 学校の学習教材が専門の会社が作っている
幼児ポピーは、「文字・数・言葉」の基礎と、日常生活でのルールやマナーを学べるという、バランスのいい内容になっています。
それでいて、月額980円(税込み)から始められるのは破格!
しかも、安いから中身もそれなりなのかと思いきや、脳の専門家である篠原菊紀先生が監修しているので、脳の前頭前野を活性化させる問題になっています。
人の「こころ・あたま・からだ」をコントロールするのが、「脳」です。
『幼児ポピー』は脳の専門家・篠原菊紀先生(諏訪東京理科大学教授)の指導・監修を受けています。
また、幼児運動の専門家・栁澤秋孝先生の監修・指導も受けています。
幼児ポピー公式サイト


年少向けきいどりのお試し教材のこの「3だけを通っていく迷路」!
実際にやってみると3歳だと結構難しくて、料金が安くても内容はしっかりしているなと感じました。
年少向けきいどりの先取りはできるのか体験してみたので、先取り学習を検討中の方は体験記事をチェックしてみてください。


基礎固めにはピッタリ
小学校入学準備にはバッチリの幼児ポピーですが、料金ゆえの物足りなさを感じてしまうこともあります。
- コースのバリエーションがない
- 付録などの楽しみがない
- 基礎までしか進まない
バランスが良くて、料金も安い幼児ポピーですが、基礎学力はついても先取りや応用・思考力とまでなると物足りなさを感じます。
コースは、各学年1種類のみ。
対象年齢 | コース |
---|---|
2・3歳 | ももちゃん |
年少 | きいどり |
年中 | あかどり |
年長 | あおどり |
オプション教材や応用コースなどはありません。
また、付録もほとんどついていないので、ワークブックがメイン教材となります。
2、3歳から初めての教材として始めるのには向いてますが、こどもちゃれんじからの乗り換えを考えているなら、お子様自身が物足りなさを感じるかもしれません。
この点でおすすめランキングとしては3位かなと思いました。
逆にワークだけで基礎固めができれば充分という方には、おすすめです。
やっぱり料金は魅力的
12ヶ月払い | 毎月払い | |
---|---|---|
ももちゃん きいどり あかどり あおどり | 各1,425円 | 各1,500円 |
料金は、主要他社が2,000円以上する中で破格の全コース1,425円(年払いの場合)!
年長でも年間17,100円。1位におすすめしたこどもちゃれんじが年長時で年間32,760円。
その差なんと15,660円も安い!
1ヶ月でのワークの分量が物足りないと感じても、小学校準備がこれでできてしまうのであれば充分なのではないかと思えてきます。
そして、ポピーはこの安心価格で小学ポピー・中学ポピーまであるから(料金は変わります)、長く続けられるところが魅力です。
実際に幼児ポピーのお試し教材を体験したレビューをご覧ください。


『実力に差がつく』幼児通信教育おすすめランキング
もうすでに2歳頃から運筆ワークや知育を始めていて、座って取り組むことに慣れているお子様向けの『実力に差がつく』幼児通信教育のおすすめベスト3をご紹介します。
学習習慣がだいぶ身についてきて、そろそろステップアップしたいという方にもピッタリな通信教育を集めました。
『実力に差がつく』幼児通信教育おすすめランキング1位|Z会幼児コース
Z会といえば、難関大学受験というイメージですよね。
そんなZ会の幼児コースは、受験イメージとは逆で、学習よりも幼児期は実体験を重視しています。



Z会だからどんどん進むのかと思ったらそうじゃないの?
Z会幼児コースでは「あと伸び力」という言葉で表現していますが、幼児期に質の高い遊びをすることで、考える力が身につき、将来的に学習面でも開花するという考え方。
確かに、子供が小さいうちは、知識を詰め込むよりも、遊びの中から学ぶことの方が圧倒的に多いですよね。
幼児期に大切な「実体験」を重視
Z会幼児コースは、ワーク学習だけではなく、体験重視のワークが特徴的です。
- 「あと伸び力」を重視している
- 体験型学習が豊富
- 提出課題と先生からのお返事がある
- Z会小学生〜大学受験コースまで続けられる
親子で体験するワーク『ぺあぜっと』では、親子でお料理をしたり、実験をしてみたり、ゲームをしてみたり、質の高い遊びを体験できます。
幼児期に大切なのは、何に対しても「なぜ?」「どうして?」と疑問をもち、自分なりに答えを見つけようとする姿勢。
そして考えることそのものを、おもしろがる力です。
Z会幼児コース公式サイト
この力をZ会幼児コースでは「あと伸び力」と呼んでいますが、「知りたい!」「知ることが楽しい!」と思えることは、学びの原動力。
さらに、課題を提出すると、先生から直筆のお返事がもらえるので、嬉しくて続けたくなります。
我が家が長女・次女に取り寄せたお試し教材では、毎回違った体験ワークが届きました。




今なら、Z会公式サイトで体験教材「ペアゼット」のお試し教材をダウンロードできますよ!
公式サイトの『お知らせ』を見てね♪⇨Z会幼児コースのお試し教材をダウンロードする
実際にやってみると、声がけの仕方によって、気づくポイントが違ったり、いろいろ試して、親子で楽しく体験することができました。
そして、外出先で石を転がして、どれが1番転がりやすいのか試してみたり、体験したことを活かせる場面がいくつも出てきます。
こういった体験と合わせて、ひらがなの学習などの基礎学習だけではなく、思考力を意識した問題もしっかり出題されるのが、Z会幼児コースの最大の魅力です。
何よりも、ゆくゆくはZ会小学生コースや大学受験コースなど、将来的に難易度の高いZ会での学習を考えているなら、装飾の少ないシンプルな問題に幼児期から慣れておくのがおすすめです。
Z会幼児コース年中から『かんがえるちからワークデジタルプラス』という年4回配信されるスマートフォンやタブレットで取り組むワークが始まりました。動画や音声を使って、多角的に捉えることができますね♪
子供にこびないでポリシーを貫く
Z会幼児コースにもデメリットはあります。
- 料金が高い
- 学習面の進みは遅め
- コースのバリエーションがない
- 忙しくて時間がない人には不向き
- 子供にこびないシンプルな問題
また、Z会といえば大学受験や難易度の高い問題のイメージがありますが、幼児コースのワーク学習は、どんどん先取りするタイプの教材ではありません。
子供にこびないシンプルなワーク学習になっているのも、Z会らしさ。



うちの子1歳から「こどもちゃれんじ」やってるから、Z会に切り替えるの難しいかな・・・
幼児ポピーやこどもちゃれんじなどのカラフルでキャラクターがたくさん出てくるようなワークに慣れているお子様だと、ちょっと食いつきが弱いかもしれません。
普段こどもちゃれんじに慣れているうちの長女が、お試し教材を体験した感じでは食いつきは悪くありませんでした。
実際どんな反応だったか詳しくレビューをチェックしてみてください♪


料金は平均的で親にも媚びない
Z会幼児コースの料金は、学年が上がるにつれて高くなりますが、他社と比較しても安くもなく高くもなく。
会費 | 12ヶ月払い (15%OFF) | 6ヶ月払い (5%OFF) | 毎月払い |
---|---|---|---|
年少 | 2,120円 | 2,375円 | 2,500円 |
年中 | 2,465円 | 2,755円 | 2,900円 |
年長 | 2,550円 | 2,850円 | 3,000円 |
コースも、年少・年中・年長の3種類のみ。
オプションコースもないとってもシンプルなコース設計です。
Z会幼児コースの料金は、12ヶ月一括払いが1番お得。
ただ、万人受けするタイプの教材ではないので、Z会幼児コースを選ぶ方は料金よりも、Z会の受験における実績や思考力も重視している出題傾向から選んでいる印象が強いと個人的には思っています。
あまりこだわりのない我が家の次女は、シンプルな問題でも楽しく取り組めているので、気になる方はまずは体験教材で試してみるのがおすすめです。
『実力に差がつく』幼児通信教育おすすめランキング2位|モコモコゼミ
モコモコゼミを初めて知ったという方もいらっしゃるかもしれませんが、実は中学受験で有名なSAPIXと小学受験でおなじみのこぐま会という最強タッグが提供している通信教育なんです。
そんな「こぐま会」と「サピックス」という、かなりハイレベルな教材なのに、モコモコのかわいい動物のイラストで、お子様は楽しく取り組むことができる教材です。


こんなにほんわかしたかわいい雰囲気の教材なのに、他社ではなかなか出てこない難解な問題が出てきます。
増加傾向にある中学受験を意識されている方なら、チェックしてみてください。
かなりのハイレベルがゆえの2位になりました。
教材難易度は最高レベル
ハイレベルな学習を希望なら「モコモコゼミ」と、自信を持って言えるのはやはり実績があるから。
- 小学受験に強い教材で有名な会社が作っている
- 中学受験に強いサピックスと提携している
- イラストがかわいらしい
- 難易度が高い
モコモコゼミは、『こぐま会』の教材を元に作られています。
モコモコゼミは、幼児教育の最高峰「こぐま会」教材による幼児通信教育です。
モコモコゼミ公式サイト
幼児教育最高峰と自負しているというのは、それだけ教材の中身に自信があるということ。
確かに、「こぐま会」のひとりでとっくんシリーズは、難易度は高いけど思考力や表現力が身につく教材です。
我が家もプリント学習に使っていますが、確実に実力が身につくのが分かります。


小学校受験は考えていないけど、こぐま会の教材に興味があるなら、通信教育で続けてみるのも手です。
また、中学受験で有名な進学塾SAPIX(サピックス)の通信教育とも提携しています。
中高一貫校受験者も増えてきてるので、中学受験の準備を幼児期からしておきたいというニーズにもモコモコゼミはピッタリ。


中身の難易度は難しいですが、キャラクターがかわいいので、女の子受けはかなりいいです。
ひらがな学習が盲点
実は、モコモコゼミは幼児期に伸ばしたい空間認識力や思考力に特化しているので、ひらがな学習は要チェック。
- 親のサポートが必要
- ひらがな学習は別途必要
- ボリュームのわりに料金が高め
ひらがな学習は年長の終わりの1月にようやく出てくるので、触れるのは短期間。
ひらがな、カタカナも入学に向けて準備しておきたいと考えている方には不向きです。
また、難易度が高い分、一緒に取り組む親のサポートが必要です。
料金の割に教材のボリュームが物足りないと感じる方もいらっしゃいます。
モコモコゼミの問題は、1問がじっくり丁寧に取り組まないと解けない複合的な問題が出たりするので、終わるまで他社の教材より時間がかかる傾向があります。
ハイレベルな問題を体験するための値段
コース | 月額料金 |
---|---|
プチ(1・2歳) | 1,408円 |
プレ〜年長 | 2,662円 |
算数強化トレーニング(進級なし) | 1,628円 |
やはりこぐま会の小学校受験のノウハウを詰め込んだハイレベルな教材なので、その自信が料金設定に表れていると感じます。
プレから年長までは料金が変わらないのは安心ですね。ただ、2ヶ月目以降送料300円が別途かかります。
初月解約が可能なので(しかも期日内に申告すれば無料になる)、どれくらいのレベルなのか実際に体験するのがおすすめです。
受験期に必要となってくる難しい問題を諦めずに最後まで取り組む粘り強さは身につく教材です。
『実力に差がつく』幼児通信教育おすすめランキング3位|RISUきっず
算数に特化したタブレット学習という、1点集中型の通信教育が『RISU(リス)きっず』。
タブレット学習は問題を読み上げてくれるので、小さいお子様でもどんどん自分のペースで先取り学習を進めることができます。
さらに、算数の基礎だけではなく、思考力を問う問題も出てくるので、知識を身につけた先の問題解決能力に焦点を当てている点も好印象。
算数でつまずくと、数学になった時に苦手科目になってしまいます。
そうならないように幼児期から算数に強くなっておくのは、得策ですね。


実績からわかる通り、こちらも中学受験に向けての土台作りにはぴったりの教材。
先取りと感じさせない面白さ
- 算数に特化している
- 先取り学習ができる
- タブレット学習でサポートいらず
学習はまず「読み・書き・そろばん」と言われるほど、算数は重要視されています。
算数の基礎段階でつまずくと、その先の数学になった時に苦手意識が強くなってしまいます。



私は数学が大の苦手で、大学選びの選択肢が狭くなったなぁ
そのため、幼児期から『RISU(リス)キッズ』で得意科目にしてしまうのは、とても良策だと思います。


『RISUキッズ』なら、自分のペースでどんどん進めることができるので、先取り学習をさせたいと思っているなら、ピッタリの学習教材です。
また、タブレット学習は、問題を読み上げてくれるので、親が一緒に問題を読んであげて、一緒に取り組むという必要もありません。
苦手な問題を自動生成で何回も復習できたり、フォローが手厚いので、苦手な問題をそのままにしてどんどん進むこともありません。
そのため、仕事や子育てで忙しいご家庭でも、安心してタブレット学習をさせることができますね♪
他の強化もやらせたくなる
先取りで楽しくどんどん進める姿を見ていると、他の強化もこんなふうにできたらいいのにと思ってしまう部分がデメリットに思います。
- 算数以外の学習がない
- 料金が1教科しかないのに高め
- きっずは、年中後半から年長が対象
これだけ充実した内容のタブレット学習なら、ひらがな学習や他の分野も同じように学びたくなるものです。
それが算数だけという点が、残念ポイント。
総合的に学ばせたいという方には、不向きです。
タブレット学習で算数・国語が先取りできるのは「スマイルゼミ」1択となります。⇨スマイルゼミ
また、対象年齢が年中後半から年長となっています。
「算数」ではなく「かず」から学ばせたいと考えている場合は、始められる年齢が遅く感じられます。
それでも算数が得意って強み
1教科だけの料金としては高く感じるかもしれません。
12ヶ月一括払いのみ | |
---|---|
RISUきっず | 33,000円(月あたり2,750円) |
RISUキッズは、契約時に12ヶ月分の料金を支払う必要があります。
ただ、すまいるぜみと違い、タブレット代が不要。
これはかなり家計の助けになりますし、タブレット学習を始めるハードルが低いですよね!
タブレット教材の料金としても、平均的な料金設定です。
実際にRISUきっずを体験したので、どんな問題が出るのか、タブレットはどんな感じなのかレビューをチェックしてみてください♪


『コスパ重視』で選ぶ幼児通信教育おすすめランキング
毎月かかる通信教育費は、家計の負担にはなりますよね。
そこでコスパ重視で選ぶならという視点でおすすめの通信教育ベスト3を選んでみました。
安いからいいというわけではなく、『安いのに中身がしっかりしている』というのがポイント。
コスパ重視で選ぶ幼児通信教育1位|幼児ポピー
コスパ重視で選ぶなら幼児ポピー。
- 子供の取り組みやすさ
- 入学準備に不足はない
- 紙の質、シールの多さで安さを感じない
カラフルで楽しそうな印象を受ける幼児ポピーは、子供が取り組みやすい通信教育。
しっかり続けていれば、入学に向けた準備や生活面での心配もいらないので、迷わず続けられます。
余計な付録もなく、場所を取らないのもおすすめポイント。
それが月額料金1,425円て安い!
『安心』という言葉がピッタリなのが幼児ポピーです。
もっと詳しく⇨幼児ポピー
コスパ重視で選ぶ幼児通信教育2位|こどもちゃれんじ
2位と3位で迷いましたが、季節感・生活習慣・付録の充実度など総合的に見て、こどもちゃれんじを2位にしました。
- 付録の充実度
- 幼児に必要な五感で学べる教材
- 「生活習慣」や「心の成長」もカバー
- 「体験」できる
料金は2,460円からという平均的な設定ですが、中身の充実度は通信教育界No.1!
この料金でこんなに入ってるの?!と思ってしまう充実度です。
しかも、感心するのは付録で学習する幅の広さ。
ひらがな・カタカナ・数に加えて、プログラミングや植物の成長、都道府県、世界地図、世界の国旗、1年生の漢字などなど細かいところまで付録でカバーしてくれるのは驚きです。
「学習への好奇心」を刺激する教材としては最強だと思っています。
もっと詳しく⇨こどもちゃれんじ
コスパ重視で選ぶ幼児通信教育3位|がんばる舎
先取り学習なら『がんばる舎』と言えるほど、プリント学習に特化したコスパ最強の教材。
白黒でめちゃくちゃシンプル。


ただ、シンプルなプリント教材で毎日の学習習慣をつけたいなら、これほどコストパフォーマンスが高い教材は他にないのではないでしょうか。
小学校受験の予備教材に使うママがいるほど、シンプルゆえの根強い人気があります。
- とにかくシンプル
- 料金が安い
- バランス良く先取り学習ができる


がんばる舎は白黒のプリントのみというものすごくシンプルな教材。
でも中身はしっかり他社に引けを取らない問題です。
- 言葉
- 数・量
- 図形
- 記憶
- 知識
- 作業
- よみもの
- 解答
論理的思考が身につくような問題になっています。
この簡素で飾り気のないシンプルさが、続けられる秘訣にもなります。
毎日1ページなら短時間の学習習慣が幼児から身に付けることが可能です。
思考力が身につく通信教育が月額990円て安い!と私自身もうなりました。
さらに、まとめて1年払いにすれば、1年分(12冊)をまとめて送ってもらえるのが最大の魅力。
これが先取り学習で『がんばる舎』が人気の理由です。
1年分まとめてもらっておけば、お子様のペースに合わせて、どんどん先取りできてしまうんです。
逆に、デメリットもあります。
- 白黒で楽しそうな要素がない
- 季節感がない
- 続けるには親のサポートが必要
幼児向けの通信教育は、続けられるかどうかがキーポイント。
『がんばる舎』のプリントは、白黒で飾り気のないシンプルなプリントなので、お子様の反応が鈍い可能性があります。
続けるためには、保護者の力に寄るところが大きいのが、大きな不安要素。
また、保護者が付き添って、答え合わせまでする教材なので、二人三脚で進める必要あり!
そのため、忙しくて毎日一緒に取り組むのが難しいという方には不向きです。
そして、まとめて1年分もらえる大きなメリットがありますが、その分中身に季節感がないのが痛いところ。
季節は知識の宝庫ですので、問題に季節感がない点はマイナスポイントだなぁと感じます。
このデメリットを超えてくるのが料金設定です。
1年払い | 毎月払い | |
---|---|---|
すてっぷ | 10,890円 | 990円 |
この料金なら毎月払いでもかなりお得に感じますよね。
先取り学習をしたいなら、1年払いで『まとめ出し』にするのがおすすめ。
1ヶ月分お得で、しかも自分のペースでどんどん取り組めるのが何よりも魅力です。
1年払いでも他社の数ヶ月分の料金しかかかりません。



これなら副教材として受講するのもありかも!
その分中身がパワーアップ!
- 教材が12ページ増えて53ページのボリュームに!
- デザインがちょっとかわいくなった!
- 上巻(基礎)下巻(発展)の新構成に!
このリニューアル内容を見て、以前よりも取り組みやすくなったのではないかと思いました。
1ヶ月お試し体験した時のレビューがあるので、気になる方はチェックしてみてください。




まとめ|幼児向け通信教育はまずは試してみるのが1番
これだけ多くの幼児向け教材があるということは、それだけ教育熱心な保護者が多いということです。
親のニーズ、子供の好み、それぞれに合った通信教育を見極めるのは、かなり難しい作業ですよね。
この記事では、7社の通信教育をご紹介しました。
各社の特徴を知っても、結局どれがお子様に合っているかはやってみないと分からないというのが結論です。
お試し教材、お試し期間、フル活用してまずは始めてみてください!
きっとお子様にピッタリの通信教育が見つかります。
こちらの記事は2023年5月時点の情報を元に作られています。
◆やっぱり通信教育よりも子供のペースで進められるワークがいいなという方は、こぐま会の1人でとっくんや七田式プリントもおすすめです。
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