育児本てたくさんあって「どれを読めばいいか分からない!」と思いますよね。
こちらの記事では、私自身が100冊以上の知育本の中から、実際に役に立って生活や自分の考え方に取り入れた10冊をご紹介しています。
どんな育児本があるのかも分からないから迷ってしまう…
昔から人気で多くの知育ママに読まれているものから、最新の子育て常識を盛り込んでいる本まで、様々なジャンルからご紹介しています。
知育を意識して子育てしたいなら読んでおきたいものばかりです
読んでいないものがあったら、手にとってみてくださいね♪
おすすめ育児本|賢い子・地頭のいい子に育てたいなら
まずは、子供を『頭のいい子に育てたい』とお考えの方におすすめの育児書をご紹介します。
ただ高学歴にしたいということではなく、将来社会に出てから活躍できる『地頭のいい子』を育てるためのエッセンスを育児本で吸収したいという方におすすめです。
子育てベスト100
トップバッターでご紹介するのは、2020年に発売されて話題となった『子育てベスト100』です。
一流の研究者達への取材や膨大な資料から分かった「最先端の新常識」と「子どもに1番大切なこと」が分かる1冊です。
子どもにとって大事なことを6つのセクションに分けて厳選して紹介されています。
- ・コミュニケーション力をつけるには?
- ・思考力をつけるには?
- ・自己肯定感をつけるには?
- ・創造力をつけるには?
- ・学力をつけるには?
- ・体力をつけるには?
どれも気になるセクションばかりですよね。
それぞれが科学的な根拠に基づいて解説されているので、すぐにでも真似したい具体策ばかりです。
最近の情報社会では、子育てに関する情報がありすぎて、結局どうしてあげるのがベストなのか、親が情報に振り回されて迷子になってしまうこともしばしば。
この本を読むだけで、最先端のベストな子育てを知ることができますよ。
学力の経済学
これは、我が家の方針の柱となった本です。
「教育にはいつ投資すべきか」が数値的な根拠をもって解説されています。
日本ではだいたい受験期の塾代や大学費用がかさむので、教育への投資はそのピークに向けて貯金をするご家庭が多いと思います。
しかし、この本では教育には幼児期の投資の重要性を明示しています。
非認知能力の大切さにも触れているので、一度は読んでおきたい1冊です。
コミック版も出るほどの人気の本です。
最高の子育てベスト55
この本は2016年出版時点で「いまの科学で「絶対にいい!」と断言できる最高の子育てと銘打っています。
前出の『子育てベスト100』と同様に、エビデンス(科学的根拠)に基づいた子どもにしてあげるべきことが書かれていますが、『子育てベスト100』と違うところは、読みやすさ。
育児疲れの親でも読みやすい文章に落とし込んだというだけあって、読んでいるとスーッと頭に入ってきます。
・子供の脳をぐんぐん伸ばす「愛情」
・記憶力と集中力が上がる食べ方・寝方
・叱るよりルールでしつけする
など、幼児期の生活に落とし込みやすい内容です。
5歳までにやっておきたい本当にかしこい脳の育て方
脳科学者として有名な茂木先生の著書です。
0歳〜5歳の脳はどんどん発達して、一生の土台を作る大切な時期。
そんな重要な時期に、やる気を高める脳内物質ドーパミンが出やすくなる「ドーパミン・サイクル」を完成させることが大事だそうです。
「ドーパミン・サイクル」を完成させる遊び方や学び方が解説されています。
また、著書の中では、日本の教育の中だけに目が行きがちな私のような親に向け、国際バカロレアを例に出したりと、世界を視野に入れた考え方を示してくださっています。
おすすめ育児本|モンテッソーリ教育子育てに興味があるなら
知育や幼児教育に熱心だと、モンテッソーリ教育に力を入れたいと考えているご家庭も多いのではないでしょうか。
- 藤井聡太
- バラク・オバマ
- ビル・ゲイツ
- ラリー・ペイジとセルゲイ・ブリン
※敬称略
海外では広く知られている教育法で、日本でもモンテッソーリ教育が受けられる保育園や幼稚園もあります。
ただ、施設数は限られているので、ご家庭で取り組まれている方も多いのが現状です。
そこで、モンテッソーリ教育を始めたいと思い立った時に読んでおきたいのが、これからご紹介する3冊です。
お母さんの「敏感期」
この本は、日本のモンテッソーリ教育の第一人者である相良敦子さんの著書で、「モンテッソーリ教育」の基礎本としてとても有名な本です。
読みやすくて、入門書にピッタリですよ♪
また、子育ての悩みを抱えるママにもおすすめです。
なぜなら、「こだわりが強くてイライラする」「育てにくい」と感じているママにとって、幼児期の子供がどんな精神状況で、それが行動にどのように出ているのかが分かるから。
それを理解すると、おおらかな気持ちで接することができます。
そして、「子供自身が自分を育てる力を引き出す」教育を知って、取り組んでみたいと思えるようになります。
非認知能力を伸ばすおうちモンテッソーリ77のメニュー
学力よりも非認知能力を伸ばした方が、将来的に効果が高いと言われています。
そんな非認知能力を伸ばすのに1番うってつけなのが「モンテッソーリ教育」。
非認知能力向上とモンテッソーリ教育の親和性について、かなり分かりやすく解説されています。
また、おうちモンテッソーリ教育をするにあたって、手作りでできる具体的な取り組みメニューが77個も紹介されているので、読んだらすぐに準備を始められるところがとてもいい!
我が家もこのメニューを参考におうちモンテをしています。
0~3歳までの実践版 モンテッソーリ教育で才能をぐんぐん伸ばす!
『お母さんの「敏感期」』で基礎が読めるとしたら、こちらは実践のための本です。
何歳でどんな取り組みをするといいのか分かりやすく書かれているだけではなく、具体的な「教具」の作り方まで掲載されています。
自宅でモンテッソーリ教育(おうちモンテ)をしたい方にとって、この本はバイブルになること間違いなしです。
モンテッソーリ教育×ハーバード式 子どもの才能の伸ばし方
「モンテッソーリ教育✖️ハーバード式子どもの才能の伸ばし方」は、モンテッソーリ教育を取り入れつつ、ハーバード大のガードナー教授が提唱している「多重知能理論」も取り入れることで、子どもの能力を最大限に引出すことを目指している内容です。
- 運動神経のいい子を育てるには?
- 表現力の優れた子を育てるには?
- ロジカルな子を育てるには?
- クリエイティブな子に育てるには?
- 「感じる心」が豊かな子に育てるには?
- センスのある子に育てるには?
- リズム感のある子に育てるには?
- コミュニケーション力の高い子に育てるには?
- 目標達成力が高い子に育てるには?
どれも気になる内容ですよね!
「多重知能理論」と言われるととっつきづらいですが、このように「9つの知能」として噛み砕いて分かりやすく解説されています。
「9つの知能」とモンテッソーリ教育とかけあわせて、才能を伸ばすための親の接し方を知ることができるのがこの本です。
おすすめ育児本|参考にしたい先輩ママの本
様々な研究や幼児教育のスペシャリストが出している書籍も大事ですが、先輩ママが出している育児本もおすすめです。
幼児教育の専門家ではないのに、高い実績を出されている先輩ママの本は、どのような子育てをされたかが具体的に分かるので、良い刺激がもらえます。
これから知育・幼児教育を頑張ろうと思っているママには、実践してみようという気持ちの後押しをしてくれますよ。
3兄弟を東大理Ⅲに合格させた佐藤ママの育児本
お子さん3人を東大の最難関理Ⅲに合格させたという佐藤ママ。
幼少期の子育てをどのようにされていたかが、参考になります。
佐藤ママは、たくさんを本を出されていますが、幼児期の子育てについては上の2つを読めばだいたい掴めます。
私が3歳までに1万冊の絵本を読み聞かせしようと思ったのは、佐藤ママの著書を読んだことがきっかけでした。
東大に行かせることが目的ではなく、幼少期の絵本の読み聞かせの重要性を認識したから、やってみようと思いました。
このように、佐藤ママの理念を知ることで、自分の子育てに取り入れてみようと思える要素がたくさん散りばめられています。
公立高校からハーバード大に合格させた廣都留真理さんの本
次にご紹介するのは、1人娘を公立高校から現役でハーバード大に合格させた廣都留真理さん。
廣都留さんの幼児教育は、独特ですが、幼児の特性に合わせて愛情あふれる教育をされていました。
特に、英語教育と音楽教育は必見です。
この2つを完璧にしたことで、ハーバード大学の合格を勝ち取ったとも思えます。
もちろん娘のすみれさん自身が、猛烈に勉強されていたのも事実です。
すみれさんも、ご自身の勉強法について本を出されているので、合わせて読んでみてください。
スタンフォード大に三人の息子を合格させたアグネス・チャンさんの本
日本では「ひなげしの花」で鮮烈な印象を残されていますが、ご自身の経歴や子育てのパワフルさは改めて知ると驚きです。
・初代日本ユニセフ協会大使、ユニセフ・アジア親善大使
・国際連合児童基金東アジア太平洋地域親善大使
・上智大⇨トロント大卒業、スタンフォード大で博士号取得
・春の受勲で旭日小綬章
この経歴もすごいのですが、スタンフォード大へは子連れ留学、しかも幼児!
職場に子供を連れてきたことで「アグネス論争」が日本では巻き起こったのですが、そのことがきっかけで世界の名門大学へ行くために試験を受けて、幼児を連れて留学するパワフルさに力をもらえます。
しかも、お子さん3人全員スタンフォード大(世界大学ランキング2位、合格率4.7%)へ合格させています。
スタンフォード大で教育学の博士号を取得されたこともあり、本の内容も世界に通用する教育法がたくさん盛り込まれ、ご自身の具体的な取り組み例もご紹介されていて、読み応えがありますよ。
おすすめ育児本はとにかく早く読もう
ここまで10冊の子育て本をご紹介してきました。
科学的根拠のある子育て法
・学力の経済学
・最高の子育てベスト55
・5歳までにやっておきたい本当にかしこい脳の育て方
モンテッソーリ教育
・お母さんの「敏感期」
・0歳〜3歳までの実践版モンテッソーリ教育で才能をぐんぐん伸ばす!
・モンテッソーリ教育✖️ハーバード式子供の才能の伸ばし方
先輩ママの著書
・佐藤ママの著書
・廣都留真理さんの著書
・アグネス・チャンさんの著書
どの本にも共通して明示されているのは、幼児期の取り組みが人生の土台になるということ。
できれば育児本は産まれる前に読んでおきたい。
産まれてからでも、できるだけ早く読んでおきたいですね。
まだ3歳なのに、あーこれやっておけば良かったと後悔するのはもったいないです。
とはいえ、手遅れとは思わずに、気になるならすぐに読んで、今日からでも始めることが大切です。
何しろ、子供が0歳の時には出ていなかった研究結果が、3年後に新しい子育ての新常識として出てくることもあるからです。
肩に力を入れ過ぎずに、自分が気になるものから手にとってみてくださいね♪
私自身は、育児本をいろいろ読んで刺激をもらい、絵本育児に力を入れました。
図書館や本屋さんで自分で選ぶ本だけではなく、選書のプロが選んだ絵本を読み続けることで『多角的な考え方』『ワールドワイドな視野の広さ』などを育むことができます。
気になった方はちょっとチェックしてみてくださいね♪
◆本好きなママへ
育児本も普通の小説も、とにかく本が好きなママなら『Kindle unlimited』で読むのがおすすめです。
隙間時間でスマホで本が読めるし、家に本が増えて置き場所に困ることもありません。
本を読む時間なんかないよと悩んでいる方には、朝活はいかがでしょうか。
昼夜問わず寝る間もない赤ちゃんの時期が終わって、生活リズムが安定してくる幼児期にはママの自分時間も欲しいですよね。
私の自分時間は『1日4時間自分の時間ができた!子育てママにとっておきの時間術』で解説しています。
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