この記事では、こぐま会「ひとりでとっくん365日」の進め方について詳しく解説しています。
こぐま会「ひとりでとっくん365日」は4歳から1冊で1ヶ月分、1日1ページ取り組むようにできています。
ただ、「ひとりでとっくん365日」だけではなく具体物の教材もないと意味がなかったり、始めるタイミングもあるので、「ひとりでとっくん365日」を購入する前に知っておきたい3つのポイントをご紹介します。
小学校受験はしないけど、幼児期の教材としておすすめされているので興味を持ったという方もいらっしゃると思いますので、始める前にこの記事で「ひとりでとっくん365日」の進め方をチェックしてみてくださいね。
毎月教材が届くこぐま会の通信教育もあります
こぐま会『ひとりでとっくん365日』の進め方をまずチェック
まずは、『ひとりでとっくん365日』を始めて知って、どのように進めればいいのか全く分からない方でもイメージができるよう、基本的な進め方をご紹介します。
ひとりでとっくんを使った学習の進め方
ひとりでとっくん365日を始める前に、3歳くらいで具体物を使った体験を積み重ねておくと、スムーズに教材に取り組むことができます。
こぐま会のオリジナル教材で繰り返し体験を重ねる。
年中秋から月1冊ペースで進めていく。
ひとりでとっくん365日で苦手だった単元の学習もやってみる。
年長の後半は、補助教材などを中心に取り組む。
このように、「ひとりでとっくん365日」という教材は、こぐま会の教材の中では年中秋から年長の時に集中的に取り組む教材という位置付けとなっています。
『ひとりでとっくん365』の進め方
『ひとりでとっくん365日』は取り組む順番が決まっています。基礎から応用に段階的に進めていく仕様になっているので、購入の順番を間違えないようにチェックしましょう。
問題集の表紙右上に大きく「01」と取り組む順番が書いてありますので、買う前に確認してください。
まず『ひとりでとっくん365日01』の基礎1ーAから始めて、基礎1ーB、基礎2ーA、基礎2ーB、基礎3ーA、基礎3ーB、基礎4ーA、基礎4ーBまで基礎編があります。
続いて、応用1、応用2、応用3、応用4と応用が4ヶ月分あります。
これで全12冊、1年分となります。
1冊ずつバラでの販売もありますし、全12冊まとめ売りなどセット内容も種類が豊富です。
問題集では、具体物を使って解く問題も出てきます。
こぐま会は事物体験を重視しているので、具体物教材がないと解けない問題があるのです。
そのため、問題集+具体物セットの販売もされています。
「ひとりでとっくん365日」だけやるのであれば、ドーナツおはじき・立方体つみき・さんかくパズルがあれば取り組みやすくなります。
『ひとりでとっくん365日』はいつから始めるのがいい?
『ひとりでとっくん365日』は、1番初めの「01」である基礎1ーAが年中11月から始めるようにできています。
年中11月から始めると、全12冊を毎月取り組んでいけば、年長10月に終えることができるようになっています。
年長10月にひとりでとっくん365日が終わることで、その後にお子さんの苦手を復習したり、小学校受験や修学準備に向けた問題集に取り組める期間ができます。
小学校受験はしないけどできる?
ひとりでとっくん365日は、小学校受験に向けて使われることが多いですが、幼児期の基礎教育として子供達の発達段階に合わせて教材が作られています。
そのため、小学校受験はしないというお子さんにも取り組むことが可能です。
幼児期にふさわしいものの見方や考え方が身につくので、思考力を重視して育てたいと考えているご家庭にはピッタリの教材です。
こぐま会ひとりでとっくん365日シリーズには補助教材がある
「ひとりでとっくん365日」には他にも補助教材がたくさんあります。
お子さんがどういった目的で取り組んでいるかに合わせて、補助教材も活用してみてください。
教材名 | 内容 | 教材数 | 料金 |
---|---|---|---|
ひとりでとっくん365日01-12 | 問題集、母親のための学習ノート | 全12冊 | 各1,100円 |
ひとりでとっくんおけいこカード01-12 | 準拠したカード型教材 | 全12冊 | 各1,320円 |
ひとりでとっくん365日テスト1-4 | 問題集学習後のテスト版 | 全4冊 | 各1,320円 |
ひとりでとっくん365日教育レシピ | 解説・手引き | 全1冊 | 1,980円 |
ひとりでとっくん365日小学校受験編 | 小学校入試問題を系統化して出題 | 全6冊 | 各1,650円 |
この他にも、ひとりでとっくん365日『長いお話を聞いて全ての領域の問題を解く』(全4冊)という教材もありますので、聞き取りの強化を考えている方は参考にしてみてください。
ひとりでとっくん365日をベースに、他の補助教材もうまく合わせて取り組むことで、実力が確実に身につきます。
ひとりでとっくん365日を購入する前に知っておきたい3つのポイント
これからひとりでとっくん365日を始めようと考えいる方は、購入する前に知っておきたい3つのポイントをご紹介します。
- 具体物教材があった方が良い
- 苦手な部分はひとりでとっくんシリーズを補助教材にする
- 始めるタイミングは要チェック
各項目について詳しく説明していきます。
ポイント①|具体物教材があった方が良い
もし「ひとりでとっくん365日」を始めるまでに全く積み木やパズルなどで事物体験の積み重ねをしてきていない場合は、具体物教材があった方が問題に取り組みやすくなります。
やはり自分の手で実際に数を数えたり、形をさまざまな角度から見るような経験を積み重ねていないと、数的感覚やイメージができなくて解けなかったりしてしまいます。
ひとりでとっくん365日に準拠した「おけいこカード」+「具体物教材」があれば、これまで取り組んできていなかったとしても、理解しやすくなります。
ポイント②|苦手な部分はひとりでとっくんシリーズを補助教材にする
ひとりでとっくん365日に出てくる問題は、各単元ごとにひとりでとっくん100を使って個別で学習することができます。
100冊あるひとりでとっくんシリーズを全てやるのは非常に大変なので、ひとりでとっくん365日で苦手だったり、もう少し学習したいという単元があれば、ひとりでとっくん100を活用するのが1番です。
ポイント③|始めるタイミングは要チェック
結構重要なのがひとりでとっくん365日を始めるタイミングです。
今日自体が年中11月から始める仕様になっているので、子供の発達段階に合わせて作られていることもあり、タイミングを合わせて始めたいところです。
タイミングがずれたとしても問題はありませんが、小学校受験をお考えであれば他の教材とも合わせてスケジュール立てて進めていくのがおすすめです。
こぐま会ひとりでとっくん365日の進め方まとめ
こぐま会『ひとりでとっくん365日』の進め方は、まずは年中11月に基礎1ーAから始めることが分かりました。
その他にも、『ひとりでとっくん365日』に関連した教材の種類やタイミングなどをご紹介しました。
子供の成長は早いので、興味を持った方はまずは基礎1ーAをやってみて続けるか判断するのがおすすめです。
また、1•2歳からでも始められる「こぐま会提携SAPIXの通信教育モコモコゼミ」もあります。
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