子供は2歳差で産みたいと思って、実際に産まれたら、毎日が必死すぎてつらいと思っていませんか?
2歳差だから、上の子はまだ抱っこしてほしい年頃だし、イヤイヤ期も始まるし、乗り切れるのか不安ですよね。
実際に、わたしも2歳差で2人目を産んで、泣きたくなるような大変なことはたくさんありました。
そこで、私が体験した2歳差だからこその大変さと、実際に実践して良かった対処法をご紹介します。
- 食事の準備はミールキットで乗り切る
- 2人同時寝かしつけはベストな方法を見出す
- イヤイヤ期は全てまともに受け止めない
辛くてどうにかならないかなとお悩みのママの負担が、この記事で少しでも軽くなることを願います。
2歳差育児でつらいこと①|毎日のごはんの準備
なんだかんだで、1番大変だったのが毎日繰り返される食事の準備!
まだ、下の子がおっぱいだけの時期は楽だったものの、離乳食が始まった途端、時間のやりくりや献立を考えなければならず、ことさら大変になります。
離乳食の大変さ
2回食までは、多めに作って、小分けにして冷凍しておけば、食事の準備もまだ余裕です。(もちろん、この小分け冷凍必殺技も、作る時間を捻出するの大変ですよね。。)
しかし、3回食が始まるあたりから、大変さに拍車がかかります。
手づかみ食べという新たな要素が加わり、ドロドロから固形物に移行してくると、作る手間がかかる。
手づかみ食べが始まると、一気に食べ散らかして、食事の後片付けも大変になります。
出かけている可能性のある昼食も離乳食を食べさせなければならない。
外で食べるための離乳食って、なかなか準備するのが大変です。
手づかみ食べの食事を作るのは、フライパンを使ったりひと手間かかります。
また、まだまだ柔らかいものじゃないと食べられないのに、外出先であげると、服やテーブル・床などが汚れる!
準備するものが多くて、出かけるまで時間がかかります。
- 離乳食
- エプロンやスプーン
- お茶
- 離乳食を食べなかった時用のパンや赤ちゃんせんべい
- 汚した時のための着替え
- ウェットティッシュ
- 必要であればミルク
まだまだ赤ちゃんでも、上の子のお出かけに合わせて外出も増えるので、ママは準備に必死です。
幼児食の大変さ
赤ちゃんの離乳食だけではなく、上の子の食事もまだ大人のものを全部食べられるわけではありません。
気分次第で食べる食べないをジャッジするので、作っても空振りに終わることもしょっちゅう。
大人の取り分けで食べてくれれば楽なのですが、固いものがまだ苦手だったり、味付けによっても毛嫌いします。
そうなると、大人の取り分け+上の子が確実に食べてくれるものを作るわけです。
大人の食事の大変さ
更に、パパのご飯も献立を考えて、作ることになります。
家族のために仕事をして帰ってくるパパの食事。
手抜きしたくても、なかなかそうもいきませんよね。
食事の準備おすすめ対処法
あまりに食事の仕込みや準備に時間がかかってしまい、子供と一緒に過ごす時間が削られてしまっていたので、4つのポイントを意識して乗り切りました。
- ミールキットを使う。
- 大人のおかずは品数を減らす。
- 離乳食は、市販のベビーフードも活用する。
- 離乳食作りで煮込んだ野菜やスープを大人の料理に活用する。
献立を考えるのが、2人の育児と食事のことで頭がいっぱいなので、かなり大変です。
余裕がないなら、食材宅配やミールキットを使うのはかなりおすすめ。
離乳食期間だけの限定措置と思えば、時短になるし、買い物の負担も減るので、忙しいママにはピッタリです。
人気の食材宅配サービス | サービス内容 |
---|---|
ヨシケイ |
栄養士が考えた栄養バランスの良い食事ができるミールキット |
生協の宅配パルシステム | ミールキット以外にも生鮮食品や日用品も一緒に宅配してもらえる |
Oisix(オイシックス) | 旬な野菜を楽しめる大人気のミールキット |
我が家は生協の宅配を利用しました!
大人の食事の負担が減ることがこんなに子育てを楽にするのかと感動しました。
②大人のご飯は、離乳食期間限定でもいいので、品数を減らします。
その分の時間を離乳食作りや、子供と過ごす時間に充てたり、後回しにしていた家事を終わらせる時間にします。
③市販のベビーフードの活用も、後ろめたさを感じる必要はなし!
最近では月齢別に味の濃さやメニューがたくさんあって、びっくりするほどベビーフードは多種多様です。
それだけニーズがあるということですよね。
食事の準備をしているママが怖い顔をして、料理と格闘してるより、お手軽にできるものがあるならどんどん取り入れて、ニコニコ笑顔でキッチンにいてくれる方が、子供にとってもいいはずです。
市販品はどれくらいの大きさや固さが、今の月齢に適しているのかを知るのにも、役に立ちます。
④離乳食作りで多めに煮込んだ野菜を使って、大人用のスープを作ったり、時短料理にしましょう。
そして、なるべく一緒に作れるものを1週間に1、2回取り入れて、料理の負担を軽減することです。
無理しない!頑張りすぎない!食事を作ること。
ただでさえ、2人育児は大変で、イライラすることもたくさん。
料理をできるだけ時短にすれば、ストレスやイライラが減り、心に余裕を持って、子供に接することができます。
子供にとっても、ママが食事の準備でイライラしないので、安心して遊んで待っていられるね。
2歳差育児でつらいこと②|2人同時の寝かしつけ
毎日のことで苦労するのは、食事だけではなく、寝かしつけも大変!
授乳しながら、横で上の子を寝かせようとしても、2人とも大泣きしてしまったり、同時に2人を寝かそうとしたら、地獄でした。
様々なパターンを試しても、失敗するばかりで、途方に暮れて泣いたこともあります。
我が家は、パパがいる日と、ワンオペの日が半々くらいだったので、それぞれのパターンの寝かしつけ方をご紹介しますね。
退院直後の寝かしつけ方法
我が家の場合、生後6か月くらいまでは、ベビーベッドに赤ちゃん、ベッドにママと上の子が寝るという状況でした。
- 授乳しながら、上の子添い寝
- 授乳後寝かせて抱っこしたまま、上の子添い寝
やはり、赤ちゃんを抱いたままでは、上の子は寝るどころか、いつもと違う状況に泣くばかりでした。
たとえ赤ちゃんが寝てて、腕枕してるだけでも嫌がりました。
- 授乳後寝たらベビーベッドに寝かせて、上の子はいつも通り寝かしつけ
- 授乳後パパに抱っこしててもらい、上の子はいつも通り寝かしつけ
赤ちゃんが来て間もない頃は、まだ上の子も環境の変化に戸惑いもあり、不安です。
なるべく、上の子のケアも考慮して、これまで通りの寝かしつけができるように、赤ちゃんと離して寝かしつけするのがおすすめ。
生後3ヶ月の寝かしつけ方法
- 赤ちゃん寝かしつけ中、上の子に遊んで待っててもらう
- 上の子が眠そうなので、先に上の子を寝かしつける
遊んで待っててもらうだけだと、遊びに飽きて寝かしつけているところに来てしまうことがあります。
これだと、赤ちゃんが上の子の音で泣いてしまい、寝かしつけをやり直し。
上の子を先に寝かそうとしたことがありましたが、赤ちゃんが授乳して寝たと思っても泣いてしまったり、うまくいきませんでした。
- 上の子は、パパと一緒に待っててもらう
- 上の子は、DVDを観て待っててもらう
ひとまず赤ちゃんを先に寝かせて、後からゆっくり上の子を寝かしつけた方が、どちらも安心して寝られるというメリットがあります。
そのため、しっかり上の子に待っててもらえるような対策をとりました。
下の子が1歳以降の寝かしつけ方法
下の子が1歳半になった現在は、2人同時に寝かしつけています。
下の子に絵本を読んで、次に上の子に絵本を読んでいると、いつの間にか下の子は寝てます。
※2020年5月追記
下の子が2歳になる現在では、寝る前の読み聞かせが習慣化して、絵本が読み終わった後は電気を消して、みんなで寝れば自然と子供たちはすやすや寝るようになりました。
2人同時に寝かしつける対処法
2人を寝かしつけるためには、基本的に人手が必要です。
ただ、ワンオペで乗り切らなければならない状況のママも多いはず。
協力者がいる場合、ワンオペの場合、それぞれ状況に合わせた寝かしつけ方法を詳しく記事に書いているので参考にしてみてください。
2歳差育児でつらいこと③|イヤイヤ期と乳児期が重なる
イヤイヤ期といえば、今までニコニコと言う事なんでも聞いてくれていた我が子が、親の言う事すべてにイヤだ!と主張しまくる、かわいらしくも手のかかる時期。
自我が芽生えて、成長を感じる反面、イライラしたり、叱ってしまったり、反省することもしばしばあります。
1人目の子育ての最初の難関に立ち向かっている最中に、2歳差だと2人目は産まれてきます。
◆イヤイヤ期と赤ちゃん返りが重なる2歳差育児の対処法を体験談と共にご紹介しています。
まだ赤ちゃんなので、多少泣かせていても大丈夫だろうと思い、上の子のイヤイヤに付き合って、髪を振り乱して追いかけまわしたり、あまりに服を着なくて怒ってしまったりすることもありました。
特に、赤ちゃんを泣かせてしまっているので、焦りもあって、気持ちに余裕が無いと、上の子に丁寧な対応ができないものです。
2人育児でのイヤイヤ期対策
イヤイヤを全てまともに受け止めない。
1日中イヤイヤとまともに付き合っていた時は、イライラして怒ることが増えて、力づくで動かしたりすることもありました。
その度に反省して、落ち込んでの繰り返し。
こんなことを続けていたら、子供の成長にも、自分の精神的にも良いことはありません。
楽で効果的な対策は、一旦引くことです。
服を着たくない!と逃げ回っている時に、「じゃあ、今は着たくないんだね。」と一旦引いて、他の用事を済ませます。
しばらくして、また着せようとすると、今度は不思議なくらいすんなり着てくれるではありませんか。
さっきのはなんだったんだろうと、拍子抜けするくらいです。
イヤイヤは初めての自己主張だから、一旦受け止めてあげて、その後はちょっと放っておくのが、対処の1番の近道。
共感してあげる
更に効果を増幅させる事は、普段から本人の気持ちを代弁してあげるように、「今は遊びたいから服を着たくなかったんだね。」と共感してあげることです。
「自分の気持ちを大切にすること」、「自己肯定感を高めてあげること」というのは、将来のことを考えると非常に大事。
『自分の主張を理解してくれた!』+『実際に着なくても良かった!』という経験をすることで、自分の存在を大切に思ってもらえていると感じてくれるから、飛び切りの笑顔になるのかもしれません。
もちろん子供は気まぐれなので、共感がうまく伝わらないこともあります。
そういう時は、「そんな時もあるよね」と肩の力を抜いてみてください。
自己主張の練習中だと思えば、気分のムラもそこまで気になりません。
下の子が2歳過ぎてイヤイヤ期のピークです。
オムツ、服を着たがらないことも多々ありますが、追いかけっこを楽しんだ後は、ちょっと放置してます。
しばらくして遊び始めたら、話しながら着せるとすんなり着てくれてます。
2歳は自分でやりたい時期でもあるので、それは「待ってあげる」根気が必要ですが…。
まとめ|2歳差育児がつらいなら楽して乗り切ろう!
2歳差で産むと、日々の生活を送るのに必死で、辛く感じる方も多いです。
特に、上の子のイヤイヤ期と乳児期が重なるので、ママへの負担は大きくなります。
私自身も2歳差で産んで大変だと思った3つのポイントは、どのママにも立ちはだかる壁です。
- 食事の準備
- 寝かしつけ
- イヤイヤ期と重なる
産後は、ホルモンバランスが崩れていることもあり、ママ自身もちょっとしたことですぐ泣きたくなります。
とにかく、ママのケアも大切ですので、無理せずに頼れるところは全部頼ってくださいね。
大変な時でも、ふとした時に上の子の成長を感じて苦労が報われたり、2人の笑顔に癒されたり、ちょっとしたことで気持ちが浮上します。
- いつもは食べない野菜を食べてくれた!
- 全然服を着てくれなかったのに、着てくれるどころか、自分で着ると言ってくれた!
- 上の子が、下の子のお世話を一生懸命してくれた!
毎日の生活をこなすことで精いっぱいですが、感動することもたくさんあります。
家族みんながハッピーに過ごせる、「頑張りすぎない子育て」を一緒に模索して、乗り切っていけるといいですね。
◆本当に大変な2歳差育児を乗り切るなら食洗機がおすすめです。我が家では必須アイテムとなりました。
◆2人目が生まれたばかりで辛すぎる!とお悩みの方は、頑張った先に嬉しいことがたくさんあることをお伝えしたいです。
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