子育てをしていると、あっという間に1日が過ぎてしまって、自分の時間がなかなか作れませんよね?
子供たちが寝た後に、自分時間を楽しもうと思っていても、寝かしつけしてたら、そのまま寝落ちしてしまって後悔したり、なかなか自分の時間を確保するのが難しいです。
しかし、自分時間がとれない生活が長引くと、ママのストレスが溜まってしまって、子育てが辛く感じてしまいますよね。
そんな時に『やりたいことを全部やる!時間術』を読んで朝方の生活にしたら、1日に最大4時間も自分時間ができるようになりました。
- 朝3時起きで朝活する
- 時計をつけて時間を管理する
こちらの記事では、具体的な自分時間の管理方法をご紹介します。
実践すれば、自分の時間がないどころか、自分のやりたいことができる時間ができて、毎日気分がリフレッシュできますよ。
自分時間は子育てママにとっては大事な時間
子育てママのストレスの原因の正体はなんでしょうか。
- 思うように進まない家事。
- 思うように動いてくれなくて、結局は泣いて手をつけられない子供。
- 自分のことは後回しにしてまで頑張っているのに、誰も評価してくれない。
下手したら1番のブラック企業ですよね。
子育てを頑張れば、子供の笑顔が見れて、成長の喜びもあるでしょう!と言われそうです。
しかし、大変さが毎日続くとなると、息抜きが欲しくなるのは当然です。
日本の子育ては、ママに依存し過ぎている
専業主婦だと、育児・家事はほとんどママがやるという家庭が多いのではないでしょうか。
誰かに頼ることがなければ、24時間365日休みなしです。
また、共働きの場合でも、まだまだ育児・家事の負担はママの方が多いと言われています。
「育児ストレス調査」では83.6%の方が、「週に1回、3時間自分だけの時間があるとすると、今感じているストレス度合いは減る」と回答しているそうです。
こういった記事を読んでいると、いかに日本の子育てママが、自分の時間を持てていないかが分かりますよね。
1日25分の自分時間ですら、ありがたいと思っているなんて、ママは頑張りすぎてませんか?
もっと子育てママには、自分の時間があってもいいのではないでしょうか。
自分の時間を作ろうとして失敗した経験
それでは、どのようにしてその『自分の時間』を作ればいいのでしょう。
実は、わたし自身も自分の時間がほしいと思い、試行錯誤していました。
しかし、なかなかうまく時間が取れなかったり、リフレッシュにならなかったり、失敗してばかり。
週末パパに子供2人を任せて、1人で半日~1日おでかけ。
パパが面倒みてくれて、本当に助かります。
これならがっつり子供から離れるので、ゆっくりできるのかと思いますよね。
ところが、下の子がまだ0歳だと、気になって気になって、ゆっくりショッピングやランチをしていられません。
帰ってみると、部屋はしっちゃかめっちゃかで、泥棒でも入ったのかと思う惨状。
パパは半べそかいてて、精神的にも体力的にも限界寸前でした。
必死なパパと一緒で、子供たちもなんだかお疲れモード。
自分のリフレッシュができなかった上に、家族みんなに大迷惑をかけてしまいました。
子供を寝かしつけた後を自分の時間にする。
わたしのように、子供を寝かしつけた後に自分のやりたいことをするという方は、1番多いというデータがあります。
Q.あなたの自分時間は夜ですか?朝ですか?1.夜子どもが寝た後 65%
2.朝子どもが起きる前 2%
3.昼子どもがいない間 18%
4.自分時間はない 15%
コチラ(↑)の記事でも、1,800件以上のアンケート結果から、半数以上の人が寝かしつけた後に自分の時間を持っているということが分かります。
しかし、『寝かしつけ』というのは、子供を寝かせるためにしているのに、自分まで眠くなってしまうものです。
ほぼ毎日寝かしつけしたまま寝落ちしてしまい、気づくと深夜。
そのまま朝まで熟睡コースとなってしまいます。
『起きているパパに起こしてもらう』という対策をしましたが、疲れて眠いので、そこから改めて起きる気になれないものです。
結局試した自分時間パターンは2つ
- 寝落ち後、パパに起こしてもらってから2,3時間自分時間にする。
- 寝落ちしてから5時間後くらいに起きて、深夜2,3時間自分時間にする。
いずれも1ヶ月ほど試しましたが、睡眠の質が上がらず、朝はスッキリと起きれませんでした。
しかも、午後になると、睡魔が襲ってきます。
子供たちが昼寝してくれないのに、自分ばかりが眠くて地獄でした。
最終的に出した結論は、
『子育てママが自分の時間を作るなら、夜ではなく、朝がおすすめ』です。
子育てママの自分時間は朝にとろう
みなさんは、自分にピッタリの1人時間は見つけられていますか?
自分のやりたいことをする時間はありますか?
なかなかいい自分の時間を取る方法を見つけられない時に、ベストな自分時間の考えを教えてくれたのが『やりたいことを全部やる!時間術』です。
臼井由妃さんてどんな人?
この本の著者臼井由妃さんは、専業主婦からバリバリの経営者になったすごい方です。
1958年東京生まれ。ビジネス作家・エッセイスト・講演家・経営者。33歳で結婚後、病身の夫の跡を継ぐ形で専業主婦から経営者に転進。
独自のビジネス手法で成功を収め多額の負債を抱えていた会社を優良企業へと導く。
その手法がさまざまなメディアで紹介され、日本テレビ系で放送された「マネーの虎」に出演する等、好評を博す。また幼少期に吃音を患い対人恐怖症に陥るも克服し、講演活動も積極的に行っている。
理学博士(「Ph.D.」)・MBA・行政書士・宅地建物取引士等を取得したことでも知られ、その勉強法や知識の広さには定評がある。
参考:臼井由妃公式ホームページ
臼井さんのすごいところは、多額の負債を抱えていた会社を年商23億円の優良企業にしたことだけではありません。
経営者をしながら、資格の取得をするための勉強もして、執筆、メディアへの出演、講演、経営コンサルタントをこなしてます。
さぞかし分刻みの忙しさで、睡眠時間も短そうに思えますよね。
ところが、驚きの実生活を語っています。
毎日7時間の睡眠をとり、心身ともにリフレッシュする時間も十分あります。新しく趣味や習い事も始め、心躍る毎日を過ごしています。
出典:『やりたいことを全部やる!時間術』 P.7
趣味や習い事までやっているとは、もう想像をはるかに超えてしまってますよね。
仕事もバリバリこなして、私生活も充実させて、しかも睡眠時間も確保する。
そんなことができる時間術を詳しく教えてくださっているのが、『やりたいことを全部やる!時間術』なんです。
時間の主導権を自分が握ることで『自分時間』が生まれる
この本では、仕事での時間術も細かく書かれてますが、生活面でも多くの時間術が紹介されています。
自分の時間を確保したいと思っていたわたしに1番刺さった言葉。
それが、『「朝2時起き」で時間の主導権を握る』でした。
早起きというと、だいたい4時とか5時に起きるのが一般的です。
ところが、朝2時という強烈な早さ。
それに朝4時起床では、辺りはたちまち明るくなって物音もしますから、時間の主導権を握っている感覚は覚えませんでした。
早起きすることが目的で、そこに意味を見出していなかった。
そこで就寝時間を前倒していき、現在の午前2時起きに落ち着いたのです。
出典:『やりたいことを全部やる!時間術』 P.222
確かに、朝4時だと、わたしの場合も長女が早いと5時に起きてくるので、あまりゆっくり自分の時間を楽しめる気がしません。
臼井流のメリット
臼井さんのベストな睡眠時間は7時間ということですが、わたしは8時間。
そして、子供たちを寝かしつけて、就寝は20:00。
ここで、寝落ちしてしまうくらいなら、いっそのこと子供たちと一緒に寝てしまおうと考えました。
そして、自分の起きる時間を3:00に設定。
実践してみたら、最高の睡眠スタイルでビックリです。
- 寝かしつけの絵本を読んだ後は、寝たふりではなく、普通に寝れるから楽。
- 分割ではなく、通してガッツリ寝れる。
- ガッツリ寝た後なので、早朝でもスッキリ起きれる。
- 朝3:00だと静かでやりたいことに集中できる。
- 朝最低でも2時間は自分の時間になる。
- 朝の朝食づくりやお弁当作りを始める時間を調整できる。
- 夜だと後回しにしてしまう家事が朝だとやる気になる。
- 日の出が気持ちいい。
このスタイルに慣れると、目覚まし時計が無くても、勝手に3:00になるとスッキリ目が覚めます。
2時間あると、映画1本観れます。
勉強したいという方も、毎日ガッツリ時間が取れます。
読書もガツガツ進みます。
わたしの場合は、ブログに費やす時間がこの朝の時間です。
とにかくスッキリした頭で、集中してブログ記事を書けるので、この早朝起きスタイルは当分やめられそうにありません。
下の子は、上の子が幼稚園から帰ってくる前に2時間ほどお昼寝をしてます。
そのため、合計4時間/日は自分の時間ができるようになりました。
まさか、こんなに1人の時間ができるとは思ってなかったので、早朝起きスタイルは自分にピッタリはまっていたんだなと思います。
半年継続した結果
次女が2歳になり、昼寝の時間がずれたりするので、昼間の自分時間はなかなか取れなくなりました。
それでも、早く寝て3時おきの朝方生活を半年継続した結果、自分のやりたいブログを1年続けることができました。
最低でも6時間の睡眠時間を確保した上で、自分のやりたいことができるって最高です。
朝方生活その後(2021年2月追記)
この記事を書いてから、朝方生活は気付けばもう約1年半続いています。
現在は、長女が5歳、次女がもうすぐ3歳。
就寝時間は20時で、だいたい朝3時半くらいに起きています。
子供たちが起きてくる7時までの3時間半は自分時間です。
夜録画しておいたドラマなどを見たり読書をして、2時間ブログなど仕事をして、残りはお弁当や朝食準備に充てています。
昼間は、次女がまだお昼寝をすることがあるので、眠ければ一緒にちょっと寝たり、寝てる間に家事をやったりしています。
平日も休日も変わらずこのスタイル。
自分のやりたい事は、みんなが寝てる間にやっているので、家族が起きている時間はどんなに自分の時間がなくても苦に感じません。
好きなことが誰にも邪魔されずにできるので、とっても快適です。
自分にぴったりのライフスタイルだと感じます。
臼井流のデメリット
ただ、自分の時間をがっつり取れる反面、デメリットが3つあります。
- 朝ごはんを食べた後、ちょっと眠くなる。(⇨1年半経過後はあまり眠くならないです)
- ママ友などからのメールや連絡のやり取りが夜できない。
- 夫が帰ってきても、ほとんど会話せず就寝することになる。
まず、朝ごはんを食べ終わって、お腹が満たされると、ちょっと眠くなってしまいます。
ただ、みんなが起きてきてから、出かけるまではバッタバタしてるので、眠さも一瞬で吹き飛びます。
ちょっと悩むのが、ママ友からのメール。
子育てママだと、子供たちが寝てからやっとメールが打てるようになり、夜にメールが来てることがほとんどです。
しかし、その頃にはわたしは夢の中。
起きてからメールに気付いても、早朝なので返信できるような時間ではありません。
そのため、返信がだいぶ遅くなってしまうのです。
3つ目は、パパと夜にあまり話せないということ。
我が家の場合は、だいたい18:00から、遅くとも19:00くらいにはパパが帰宅します。
その時間は、寝かしつけまでノンストップで、子供の相手をしているので、あまりゆっくり夫婦の会話ができません。
そうなると、もっぱら朝食の時間が夫婦の会話の時間になってしまい、長女に怒られます。
デメリットはあるものの、その都度対処できる範囲内です。
みなさんは、早起きしたら何をしたいですか?
趣味などやりたいことがある。
目標があるので、そのための時間が欲しい。
そんな場合は、自分にピッタリの睡眠スタイルを探してみてください。
きっと、子育て中でも自分の時間が持てると思います。
子育てママは自分時間をスマホに奪われないようにする
朝3時に起きの睡眠スタイル以外にも、『やりたいことを全部やる!時間術』を読んで実践していることがあります。
『とにかく無駄な時間を省く。』
読んでいると、この気持ちが大事なんだと、つくづく考えさせられます。
臼井さんの時間に対するモチベーションがとにかく高いです。
その中で、気になったのがスマホの使い方です。
子育てママは、赤ちゃんを抱っこしたりするので、腕時計をしないという方は多いです。
子供が大きくなってきても、着けていないことに慣れてしまってませんか?
気付けば、時間を確認するときはもっぱらスマホのロック画面です。
スマホで時間を確認するためには、少なくとも2つのステップが必要です。
- スマホを取り出す。
- 画面をタッチする、もしくはボタンを押す。
それに対して、腕時計はパッと見て時間を確認できます。
時間をすぐ確認できるので、あと10分遊んだら買い物へ行こう。
おやつを食べている時間が長すぎる。
など、なんとなく過ごしていたことが、時間を意識して行動するようになります。
その結果、子供のお昼寝のサイクルは、ほとんど毎日変わりません。
その分、予定を立てやすくなりました。
腕時計をしたことで、生活リズムが整ったんです。
だからこそ、2時間の昼寝時間が生まれて、自分の時間ができることにもつながりました。
これこそが、時間を支配することなのだと改めて実感してます。
恐るべし、臼井先生。。
まとめ|時間は自分がコントロールするもの
多くの子育て中のママが、自分の時間が欲しいと考えていると思います。
そのために、寝かしつけで寝落ちしても起こしてもらったり、夜中に起きてまた寝たり、自分にピッタリの自分時間を見つけようと努力されているかもしれません。
この記事では、本の中に出てくる2つの時間術をご紹介しました。
- 「朝2時起き」で自分時間をつくる
- 腕時計をして生活リズムを整える
本には約60項目もの時間術が書かれていますが、その中の2つを実践しただけで、わたしは自分の時間ができただけでなく、生活リズムまで整えることができました。
もし、まだ自分にピッタリの自分時間が見つけられていないなら、『やりたいことを全部やる!時間術』を読んでみると、答えが見つけられるかもしれません。
忙しくて自分時間がないと困っている子育てママの参考になれば、うれしいです。
◆1人の時間が4時間もあったら読書をしたいと思う方は読み放題のサービス「Kindle unlimited」がおすすめです。
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◆自分時間に子供のための知育情報収集もやっています。
そしたら、いつの間にか知育オタクになってました。
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