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魚が出てくる絵本を年齢別に紹介!1歳児・2歳児・3歳児+それ以上へのおすすめを厳選

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この記事では、魚が出てくる絵本を年代別にご紹介しています。

3歳までに1万冊読み聞かせしてきたわたしが、「0・1・2歳向け」「3・4歳向け」「5・6歳向け」に分けて21冊厳選しました。

お子さんが喜ぶ魚の絵本を見つけるために、この記事がお役に立てれば嬉しいです。

読みたいとこまで飛べる目次

気になる絵本にジャンプ!魚が出てくる絵本を年代別にご紹介!

当記事でご紹介している魚が出てくる絵本は、お子さんの年代別に分けています。

また、3歳から何歳まででも楽しめる図鑑も別枠でご紹介しています。

どんな絵本があるか、気になる絵本に飛びたいという方はこちらの一覧をチェックしてみてください。

読みたい場所をクリックすれば、その絵本まで飛ぶことができます。

年代絵本名ポイント
0・1・2歳ちゃぷちゃぷ擬音語に触れる
ちっちゃなおさかなちゃん海の世界に触れる
ノンタンおよぐのだいすき海の生き物を知る
きんぎょがにげた探しっこができる
ちいさなさかなブルーナの絵本
3・4歳くじらだ!オチが秀逸
ねこざかなシリーズ大掛かりなしかけ絵本
にじいろのさかなお友達との関わりを知る
チリとチリリうみのおはなし色鉛筆の優しい色彩
じんべえざめ雄大さを感じる
うみのそこたんけん潜っている気分になれる
てのひらすいぞくかん絵の具遊びのアイデアいっぱい
さかなのかお多角的に知ることができる
さかなってなにさ説明することの難しさが面白い
5・6歳スイミー「協力」から生まれる大きな力
海のさかな写実的で持ち運びやすい
図鑑はっけんずかん「うみ」めくって楽しむ
はじめてのずかんうみのいきもの1000潜水艦や宝も載ってる
図鑑「魚」1冊は持っておきたい
ほんとのおおきさ水族館体感できる
おいしい魚ずかん食育に役立つ

魚のおすすめ絵本|0•1•2歳向け

0•1•2歳では、魚という生き物がいること、魚がどんなものなのか知ってもらうことに重点をおくと絵本が選びやすいです。

ちゃぷちゃぷ

赤ちゃんの弱い視力でもよく見えるカラフルではっきりしたデザインのSassy(サッシー)のあかちゃんえほんシリーズ。

その中でお魚が出てくる「ちゃぷちゃぷ」は、まだ魚を知らない赤ちゃんでも楽しく読めます。

擬音がたくさん出てくるので、赤ちゃんの目と耳を刺激してくれますよ。

ちっちゃなおさかなちゃんシリーズ

ちっちゃなおさかなちゃんシリーズには、いろんな海の生き物が出てきます。

赤ちゃんでも親しみやすいように、

  • たこ→くにゃっぽ
  • くじら→ざんぶー
  • 巻貝→ぐるりんこ

など、魚の名前を知らなくても、音だけで楽しめます。

背景が黒いので、カラフルな海の生き物が引き立って、赤ちゃんが見やすい絵本です。

ノンタンおよぐのだいすき

大ベストセラーのノンタンシリーズでも、人気の高い作品が「およぐのだいすき」です。

カメの赤ちゃんのママを探す中で、様々な海の生き物に出会います。

とってん とってん、

とってん。

ばしゃ ばしゃ。

出典:ノンタンおよぐのだいすき

ノンタンらしい泳ぐ描写が個人的に大好きです。

大きな魚に食べられそうになって、ハラハラドキドキする展開に、子供たちは何回も読みたくなります。

きんぎょがにげた

五味太郎さんの有名な「きんぎょがにげた」は、絵の中に紛れている金魚を探す絵本。

絵の中の金魚を見つけて、喜んで指差す我が子に成長を感じる一冊です。

探しっこは子供たちみんな大好きなので、気にいると何回もやりたくなります。

ちいさなさかな

世界中で親しまれているブルーナの絵本。

小さな女の子が池に落ちて、小さな魚が助けてあげる心の交流のお話です。

ブルーナのほっこりするイラストに、一緒に読んでいる親も癒されます。

魚のおすすめ絵本|3•4歳向け

3•4歳になると、お話しも上手になって、魚がどんなものかも分かっています。

魚の種類をどんどん覚えて、大きさや色の違いで魚の名前を得意げに教えてくれるようになります。

くじらだ!

五味太郎さんの『くじらだ!』は、オチがシュールで面白い作品です。

くじらは哺乳類だから魚じゃない!というツッコミどころは、同じ海の生き物ということでご勘弁ください。

「くじらだ!」と誰かが言った言葉に大人たちが右往左往して探しに行く展開からのオチが大人でも楽しめるので、とってもおすすめです。

「違う見方」「発想の転換」を養えますよ。

ちなみに、久しぶりに読んでも子供たちは楽しんで読んでいるので、3・4歳向けで選びましたが、もっと大きくなってからも楽しめます。

ねこざかなシリーズ

魚の中に猫が入っていろんな体験をする「ねこざかな」シリーズ。

魚の中に猫?と初めて聞くとびっくりする設定ですよね。

なぜ魚の中に猫が入るような展開なったのかも面白いところですが、シリーズ2冊目以降の猫が魚の中にいる状態が普通になっているところも見ものです。

物語の展開だけではなく、大掛かりなしかけ絵本になっているので何回も読みたくなります。

ねこざかなだけではなく、他にもいろいろな海の生き物が出てくるので、お子さんも飽きずにシリーズが楽しめます。

にじいろのさかな

表紙のキラキラひかる鱗が気になる「にじいろのさかな」は、知らない人がいないのではないかというくらい有名な絵本です。

魚たちが羨ましがるほどきれいな鱗をした魚が、友達がいなくなって初めて自分の過ちに気付くおはなしです。

キラキラした鱗が子供心をくすぐって、何回も読んで欲しいと持ってきます。

子供がだんだん成長してくると、お友達と関わることも増えてきます。

その時に、自分が遊んでいたおもちゃを「どうぞ」と貸してあげられるか、親としてはハラハラする場面が出てくると思います。

そんな時に、この『にじいろのさかな』を改めて読んでみると、「相手が喜ぶことがどんなことなのか」がなんとなく理解してもらえるなぁと感じます。

シリーズ化されているので、気に入ったら他のお話しも楽しめますよ。

チリとチリリうみのおはなし

女の子ならきっと気に入る「チリとチリリうみのおはなし」。

オカッパ頭のチリとチリリが自転車で海の中をお散歩します。

海の中の喫茶店や、お魚ダンスショーなど、楽しい海の様子と細かい描写でなかなか先に進めないくらい毎回子供が夢中です。

寝る前の読み聞かせにピッタリです。

どいかや先生の色鉛筆の優しい色合いがまたキレイでほっこりします。

じんべえざめ

ダイナミックなじんべえざめの姿を描いている「じんべえざめ」。

魚類で最大の魚であることが、絵本からでもひしひしと伝わってきます。

言葉少なめで、海の中をゆっくり泳いでいるじんべえざめの静かな世界を感じる素敵な1冊です。

国内でも水族館でじんべえざめを見ることができますので、実際に観に行く前もしくは観た後には、ぜひ『じんべえざめのはこびかた』も一緒に読んでみてください。

うみのそこたんけん

「海の中ってどんな風になっているんだろう」という子供心をくすぐって、読んでるとワクワクする絵本です。

自分も一緒に潜っている気分になれるので、夢中になって読むことができます。

「さつまのおいも」で有名な中川ひろたか先生の絵本なのでハズレなしです!

てのひらすいぞくかん

実際の魚が出てくるわけではないのですが、個人的におすすめなのが『てのひらすいぞくかん』です。

「てのひらでこんな風に魚って描けるんだ!」と、手を使って魚を描きたくなる、そんな1冊。

おうち時間に余裕がある時に、100円ショップで大きめの紙を買ってきて、大きな海の中の絵を手を使って描くのはとっても楽しいです。

雨の日で出かけられなくて、何しようか困っている時にいかがでしょう。

魚だけではなく、タコやクラゲなんかも描いて、素敵な絵が仕上がります。

さかなのかお

103種類の魚について、魚自身が詳しく紹介してくれる絵本です。

魚に関する素朴な疑問を知ることができます。

「さかなのじかん」「さかなのかたち」など、もっと興味を持ったら関連絵本もあるのでおすすめです。

色々な角度から魚を知ることで、より理解が深まります。

魚だけでなく、動物だったら?鳥だったら?と多角的に知識を広げるきっかけになりそうです。

さかなってなにさ

長年愛され続けている、わたしも大好きなせなけいこ先生の絵本。

魚を見たことがないウサギがみんなに聞いてまわるんだけど、聞いても聞いてもピンとこないというシーンがとっても面白いです。

せなけいこ先生独特のユーモラスさがポイントです。

せなけいこ先生の切り絵・ちぎり絵もよく見ると面白い柄の包装紙を使っていたりするので、そんな脱線してよく絵を見てみるのも楽しいです。

魚のおすすめ絵本|5•6歳向け

5•6歳になると、作品の意図していることを理解し、知識としての魚を吸収できるようになります。

そんな成長真っ盛りの5•6歳におすすめの作品は2冊です。

スイミー

お魚の絵本といえば「スイミー」ですね。

小学校2年生の国語の教科書(光村図書)にも採用されています。

1匹だけ黒い色のスイミーが、赤い魚たちを遊びに誘っても、大きな魚が怖いからと言って出てきてもらえません。

そこで、みんなで協力して大きな魚を追い出すために、自分の黒い色を最大限活かす名案が思い浮かびます。

1匹だけ他と違うこと、小さな魚たちが協力して敵に立ち向かうストーリー展開は、理解するなら5歳くらいに読むのがおすすめです。

自分は他の子より背が低い、他の子より髪の毛がくるくる、他の子より走るのが遅い、などなどだんだんと自他を認識して違いが気になり始める時期です。

ネガティブに感じていることが、ポジティブに感じるきっかけになれるといいなと思う1冊。

また、団体行動だからこそ大きな力が生まれる喜びも味わえるのがお勧めポイントです。

レオ・レオニらしい淡くきれいな海の世界も楽しめます。

同じレオ・レオニの「さかなはさかな」も魚の絵本でおすすめです。

海のさかな

魚の種類に興味を持ったら「海のさかな」がおすすめです。

薄い絵本でも250種類もの魚が写実的な絵で描かれています。

お魚屋さんや水族館でよく見る魚中心なので、普段の生活とリンクして魚を覚えやすい1冊です。

3・4歳くらいまでは可愛らしいイラストで魚に触れていたかもしれませんが、5・6歳になってきたらリアルな魚を見ることで、より細かい違いや特徴に気づけるようになります。

本物の図鑑と違って、持ち運びに便利なのもおすすめポイント。

魚のことなら図鑑もおすすめ

より詳しく魚を知りたいなら、やはり図鑑が最強です。

3歳からでも親しめる図鑑をピックアップしてみました。

はっけんずかん「うみ」

はっけんずかんシリーズは、絵の部分をめくると詳しい情報を知ることができる能動型の図鑑です。

「これはなんだろう?」→めくってみる

「じゃぁこっちはなんだろう?」→めくってみる

この頭で考えて実際に手を動かすことを繰り返すので、「もっと知りたい」→「調べる」という学ぶことの基礎ができるので我が家でも気に入っている図鑑です。

その中に「うみ」があるので、魚をもっと知りたいお子様にピッタリですよ。

今は改訂版が出ています。

はじめてのずかんうみのいきもの1000

世界12ヵ国で33万部も売り上げた人気シリーズです。

魚のことだけではなく、潜水艦や沈没船の宝のことまで1,000種類の海の中のものが紹介されています。

写真ではなくイラストですが、細かい描写で色彩もキレイなので、見ているだけであっという間に時間が過ぎてしまいますよ。

図鑑「魚」

しっかりした本物の図鑑もおすすめです。

最近はDVDがついているので、映像でも学ぶことができます。

情報量が多いことも大事ですが、写真や映像など本物を知るということも知識としては大事ですよね。

図鑑から学んだことを実際の海や水族館などで体験できるとさらに知識が定着しますね。

まずは、今日の夕飯に出てきた魚はどんな魚だろうと調べてみたり、テレビに出てきた魚はどこの魚だろうと、調べる癖をつけることから始めてみるのはいかがでしょう。

年齢が低い場合は、ドラえもんがDVDでわかりやすく教えてくれる小学館の図鑑がおすすめです。

よりリアルに詳しく知りたいというお子さんには学研も好まれています。

ほんとのおおきさ水族館

絵本でも魚の大きさを実感できるというのは楽しいですよね。

わざわざ水族館に行かなくても、魚を実際に見ている感覚になります。

本当の大きさを本で体感することができるので、体験型の図鑑とも言えます。

どうしても絵本は受け身になりがちですが、このような体験型の本は幼児期の脳の成長にピッタリです。

おいしい魚ずかん

いつも調理された状態で見ている魚が元々どんな姿をしているのか知ることができます。

食育にとっても役立つ本です。

魚料理が得意ではない小さいお子様にも、魚にはどんな栄養があるのかや給食ではどんな魚料理が出てくるのか知る機会にもなりますよ。

とにかく魚が美味しそうでお腹が空いてくる1冊です。

最近では幼児期に五感をたっぷり使って遊ぶことが大切だと言われています。

この本を活用して、味覚も刺激するのもお子様の成長に役立つかもしれません。

魚の絵本を読むとどんな効果がある?

海の中はなかなか見ることができない世界なので、子供にとっては未知の世界。

海の中の世界ってきれいだし、知らないことが多いから興味深いんですよね!

その中でも、魚は種類が多くて、『ファインディング・ニモ』など子供向けの映画でもおなじみだから、魚好きなお子様も多いはず。

魚の絵本を読み聞かせることで、どんな効果があるでしょうか?

魚の種類や特徴を知る

世界中で魚だけで32,000種類(2015年時点)もいて、日本の領域内だけでも4,000種類もいるそうです。

しかも、まだまだ新種が発見されているというのは、ワクワクしますよね。

魚によって特徴も違います。

魚の特徴の違い
  • 魚の大きさ
  • 魚の食べているもの
  • 魚の卵
  • 魚が住んでいる場所

違いを知ることで、どんどん知識が広がっていきますね。

海洋知識が身につく

魚を知ると、自然と海のことも詳しくなっていきます。

どんな海洋知識が身につく?

深さによって住んでいる魚が違う
海流がある
太平洋、大西洋など世界の海を知る
海の場所、温度によっても魚の種類が違う

海のことを知っていくことで、地球温暖化や海のゴミなどにも興味関心が広がるといいですね。

弱い魚の生きる知恵から学ぶ

魚の中には、面白い生態の魚がたくさんいます。

魚の面白い生態

周りのものに擬態する
群れて行動する
性転換する
強い魚にくっついている

魚たちが強い魚から身を守ったり、工夫したりする姿を見るのは、とても面白いです。

まとめ|魚の絵本から知識の海が広がる

幼い子供が魚の絵本を読むことで、魚が好きになったら、どんどん知識が広がって海のこと、地球のことまで学べるようになります。

そんな先のことはまだ考えてないとしても、魚は食卓に出てくるし、魚屋さんや水族館で実際に見る機会が多いものです。

今回は、年齢別におすすめの魚の絵本を20冊ご紹介しました。

魚の絵本を通して、子供の「もっと知りたい」を応援してあげられるなら、たくさん読んであげたいですね。

絵本が好きなお子様には絵本の定期購読なら自分が選ばないような絵本が届いて新鮮だったり、親としても定額で安く読めるのでおすすめです。

日本の絵本なら『こどものとも』⇩

世界の絵本なら『ワールドライブラリー』⇩

昆虫の絵本もご紹介しています。

◆質の高い絵本をたくさん読み聞かせるならくもんの推薦図書がおすすめです。

くもんの推薦図書で絵本選びに迷わない!2020年新たに選ばれた絵本8冊

◆絵本の定期購読を13社まとめました。我が家は結局コスパのいい「こどものとも」「かがくのとも」を購読しています。

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